埼玉県教育委員会は2025年2月26日、2025年度(令和7年度)埼玉県公立高等学校入学者選抜学力検査の実施状況を公表した。全日制(普通・専門・総合学科)では入学許可予定者数3万5,001人中、3万8,587人が志願(2月19日確定数)。そのうち事前取消者数116人、当日欠席者数92人で3万8,379人が受検し、倍率は1.10倍だった。 2025年度埼玉県公立高等学校入学者選抜の学力検査が、2月26日に実施された。埼玉県教育委員会が同日公表した内容によると、全日制(普通・専門・総合学科)における入学許可予定者数3万5,001人中、志願者数は3万8,587人(2月19日、志願先変更後の確定数)。そのうち、事前取消者数116人、当日欠席者数が92人で、3万8,379人が受検した。受検者数/入学許可予定者数の倍率は1.10倍だった。 学校・学科別にみると、大宮(理数)では入学許可予定者数40人、志願者数89人のうち、事前取消者5人、当日欠席者0人で受検者数84人、倍率は2.10倍。浦和(普通)では入学許可予定者数358人、志願者数526人のうち、事前取消者13人、当日欠席者2人で受検者数511人、倍率は1.43倍。浦和第一女子(普通)では入学許可予定者数358人、志願者数469人のうち、事前取消者4人、当日欠席者4人で受検者数461人、倍率は1.29倍。大宮(普通)では入学許可予定者数318人、志願者数481人のうち、事前取消者4人、当日欠席者2人で受検者数475人、倍率は1.49倍となった。 そのほか、市立浦和(普通)では事前取消が2人あり、受検倍率1.87倍。春日部(普通)では事前取消が5人あり1.37倍、川越(普通)は事前取消4人、当日欠席1人で1.46倍、川越女子(普通)で2人事前取消があり1.17倍、越谷北(理数)では事前取消、当日欠席ともに0人で2.05倍だった。 なお、学校・学科別の倍率がもっとも高かったのは、市立大宮北(理数)2.23倍。ついで大宮(理数)2.10倍、越谷北(理数)2.05倍、所沢北(理数)2.03倍、市立浦和(普通)1.87倍、川口市立(普通)1.67倍、市立川越(国際経済科)1.57倍、市立浦和南(普通)1.53倍、越谷南(外国語)1.50倍など。 埼玉県公立高等学校入学者選抜は、2月27日に実技検査(芸術系学科等)と面接(一部の学校)、3月3日に追検査(インフルエンザなどで学力検査を受検できなかった人が対象)を実施。3月6日に入学許可候補者を発表する予定。