BOYNEXTDOORは、SUNGHO、RIWOO、JAEHYUN、TAESAN、LEEHAN、WOONHAKの6人で構成されたHYBE MUSIC GROUPレーベル・KOZ ENTERTAINMENT所属のボーイグループ。絶大な人気を誇るアーティストであり、敏腕音楽プロデューサーでもあるZICOが初めてプロデュースしたグループとしても注目されている。グループ名には「隣の少年たち」という意味を持ち、親しみやすく、自然な魅力で人々の心に寄り添っていくという意味が込められている。
「BOYNEXTDOOR TOUR ‘KNOCK ON Vol.1’」は、2024年12月14日・15日の韓国・仁川公演を皮切りに、日本、シンガポール、マニラ、バンコク、台北、香港、ジャカルタなど、全13都市を巡るグループとして初のワールドツアー。日本公演は、1月30日の東京・立川ステージガーデンで幕を開け、愛知、大阪、宮城、福岡と巡り、神奈川公演で締めくくった。
「But I Like You」では、メンバーたちはさらにボルテージを上げ、ステージと客席が一体となる光景が広がる。歌い方にもアレンジが加わり、ファンとメンバーがアイコンタクトを交わしながら、「l i f e i s c o o l」では、LEEHANがスポットライトを浴び、グラスを持ちながら色気あふれるパフォーマンスを披露。その余韻を残しつつ、「OUR」では観客と一体となった掛け声が響き渡り、会場の熱気をさらに高めた。
その後のVCRでは、無数の白いドアが並ぶ幻想的な空間で6人が試行錯誤しながら、ドアを開けるために挑戦を繰り広げる姿が映された。JAEHYUNが扉を開けることに成功すると、雨が降る映像からしっとりと「Crying」が始まり、ファンの胸を打った。続く「But Sometimes」では、「フザケンナ」「君に会いたい」と初恋の終わりに経験した複雑な感情を訴えかけるようにパフォーマンスし、「Gonna Be A Rock」では一糸乱れぬダンスパフォーマンスで魅せた。
本編ラストパートに入る前には、JAEHYUNが「今回は原曲中心にお届けしています」とコンサートのこだわりを語る場面も。TAESANも「最初のコンサートではオリジナリティをお見せしたかったんです」と初の公演だからこそ見られるパフォーマンスに込めた思いを明かした。曲が始まる前には、LEEHANが「やだ!!」と大声をあげ、「ここでの時間はあとわずかとなりました」と悲しげに語り、SUNGHOは「僕たちを最初に出会わせてくれたドアを改めて叩いてみたいと思います!」とコメントし、「One and Only」を披露。続く「SKIT」では、それぞれシティポップなバックミュージックに合わせてソロダンスを見せ、ONEDOORの視線は釘付けに。最後には、最新曲「Nice Guy」を披露し、TAESANが「チューしてください?」と可愛らしくセリフを決め、会場を悶絶させた。
ラストの「So let’s go see the stars」では、客席がペンライトとスマートフォンのライトで輝き、まるで満天の星空のようにステージを包み込んだ。JAEHYUNがRIWOOをお姫様抱っこする場面や、メンバーが密着してカメラアピールする微笑ましいやりとりもあり、会場は温かな感動に包まれた。歌い終えると名残惜しそうに「気をつけて帰ってください!」「全員すぐに会いましょう」「ご飯たくさん食べてください!」とそれぞれ想いの言葉で感謝を伝えた。
公演は終了かと思いきや、熱気が冷めやらぬ会場から、異例のダブルアンコールが起こった。ファンからの熱い思いに応え、6人が再び現れるとボルテージは最高潮に。韓国語バージョンの「IF I SAY I LOVE YOU」を歌い上げ、観客は感動に包まれた。今回の公演からは、翌日に控えた横浜最終公演、そして控える6カ国での公演を経て、世界へ羽ばたいていく彼らがこれからも輝き続ける未来がはっきりと感じられた。(modelpress編集部)
◆セットリスト
1:Earth, Wind & Fire(Japanese Ver.) 2:Dangerous 3:But I Like You 4:l i f e i s c o o l 5:OUR 6:Call Me 7:20 8:今日だけ I LOVE YOU(Japanese Ver.) 9:ABCDLOVE 10:Amnesia 11:GOOD DAY 12:Fadeaway 13:Crying 14:But Sometimes(Japanese Ver.) 15:Gonna Be A Rock 16:One and Only(Japanese Ver.) 17-1:SKIT 17-2:Nice Guy
ENCORE EN-1:Serenade EN-2:400 Years EN-3:So let’s go see the stars