上白石萌音、全国ツアー東京公演にゲスト登場&豪華セッション こだわり演出も多数【“yattokosa“ Tour 2024-25<kibi>】
芸能モデルプレス/ent/music
【モデルプレス=2025/02/09】女優の上白石萌音が2月9日、全国ツアー「“yattokosa“ Tour 2024-25<kibi>」の千秋楽公演を名古屋・愛知県芸術劇場大ホールにて開催。ここでは、新たなチャレンジと自身で練ったこだわりの演出で走り抜けた今ツアーの東京公演(2月2日・ 東京・東京ガーデンシアター)の模様をレポートする。
「アルバム『kibi』は同世代のアーティストのみなさんとたくさんご一緒しました」とMCでも語ったように、アルバムでは「かさぶた」や「アナログ」を提供したとたや、「perfect scene」を提供したLaura day romanceなど、同世代アーティストの楽曲がライブでもスパイスとなり、上白石の新たな表現を引き出していた。そして、自身の想いが濃く反映されたアルバムの世界観は、図面の時点からこだわった舞台美術などにも繋がって表現されていた。
ライブ中盤では、“ロンドンコーナー”も。昨年、舞台「千と千尋の神隠し」の公演でロンドンに約3ヶ月滞在した上白石。「そのときに得た文化的な刺激をみなさんと共有したいと思いまして」と選ばれたのは、「Yesterday」(ザ・ビートルズ)、「お砂糖ひとさじで(A spoonful of sugar)」(ミュージカル「メリー・ポピンズ」より)、「夢やぶれて」(ミュージカル「レ・ミゼラブル」より)。自ら和訳した歌詞を映し出しながら、楽曲へのリスペクトを込めたボーカルを届けた。切なくも力強いバラードナンバー「変わらないもの」は今ツアーでの新たな挑戦のひとつ、ピアノの弾き語りで披露され、伸びやかで力強い歌声が会場に響きわたった。