『HOKUSAI : ANOTHER STORY in TOKYO』は、葛飾北斎が生きた江戸の浮世にタイムスリップしたような新感覚が味わえる「映像×サウンド×触覚」の次世代型イマーシブ体験。中島はスペシャルコラボレーション楽曲の制作が決定しており、この日はアーティストのGOMA氏、COIN PARKING DELIVERY氏も出席していた。
自身のイマーシブ体験について、中島は「外国の方に旅行に行くことが好きで、一人旅も結構するんですね。何年か前にニューヨークに旅に行ったときに、『Sleep No More』という、オフブロードウェイの没入型ミュージカルに遊びに行かせてもらって。登場人物が数十人いるんですけれど、その一人一人についていって、いろんな物語を体験しつつ、最後には同じ物語の結末に帰結するっていう没入型体験をしたことがあって。その時はビジョンとかそういうものはなかったので。どちらかというと、フィジカルのイマーシブっていう感じのミュージカルは体験したことはあります」と述懐。そして「自分も物語の登場人物のような気持ちになって。ちょっと時差ボケで眠かったんですよ。舞台にソファがあって、『ソファに座って待機しておけ』みたいなシーンがあったんですけど、そこに座っていたら本当に寝ちゃって。物語の中のキャストに起こされました(笑)。『起きろ』って言われて(笑)。そういう思い出があります」と明かした。