Aぇ! group佐野晶哉、主演朗読劇への覚悟 題材・阪神淡路大震災について両親と会話も「衝撃でした」【ひまわりの歌~ヘブンズ・レコードからの景色~】 | NewsCafe

Aぇ! group佐野晶哉、主演朗読劇への覚悟 題材・阪神淡路大震災について両親と会話も「衝撃でした」【ひまわりの歌~ヘブンズ・レコードからの景色~】

芸能 モデルプレス/ent/wide/show
⾳楽朗読劇『ひまわりの歌〜ヘブンズ・レコードからの景⾊〜』のフォトコール・囲み取材会に出席した佐野晶哉(C)モデルプレス
【モデルプレス=2025/01/30】Aぇ! groupの佐野晶哉が1月30日、東京・有楽町朝日ホールで行われた⾳楽朗読劇『ひまわりの歌〜ヘブンズ・レコードからの景⾊〜』のフォトコール・囲み取材会に、共演の波岡一喜・貴城けいとともに出席。本作への出演をきっかけにし、阪神淡路大震災について両親と話したことを明かした。

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◆佐野晶哉、神戸公演を回顧

1月17日〜26日で行った神戸公演について聞かれた佐野は「1月17日の5時46分にキャスト全員で黙祷をしに行ってからの本番スタートで、神戸13公演はたくさんの地元の人たちの思いを受け止めながら走り抜けてきたので、またそれをここ東京で、ここから13公演伝えていけるというのは、覚悟を持って挑みたいなと改めて感じております」と意気込みを口に。

また、冒頭は佐野の歌から始まるが「どの公演も特別ですけど、1月17日の初日の空気感は、お客さん全員があの日から30年経ったんだなって噛み締めていらっしゃるような涙を流している方もいたし、僕と同じような、きっと震災は経験していないんだろうけど、この舞台を通して知ろうとしてくれているんだなという表情であったり、そういう人たちを目の前にしての神戸のみんなを元気づける歌というのは、稽古とは違う空気感でしたね」としみじみと語った。

◆佐野晶哉、両親と阪神淡路大震災について語る

さらに、佐野は「僕自身が30年前の阪神淡路大震災のことを、地元で22年間暮らしてきたけどまったく知らなくて、この舞台であったり震災の特番であったりで関わらせてもらうまで、親が30年前にどういう風に過ごしてきたかまったく知らなくて」と正直な思いを吐露。「舞台きっかけで親と阪神淡路大震災のことについて話したら、お母さんもお父さんもこんなに苦しい思いをしていて、身近でこんな人も亡くなって、結婚生活が始まるちょっと前に契約しようとしていたマンションが全壊して、そこに住んでいたら命がなかったかもなって話をして、阪神淡路大震災のこと何も知らなかったんだって衝撃でした」と明かした。

続けて「これをきっかけで知れたのがすごくいい経験やと思うし、絶対に知らなあかんことやと思うから、見にきてくれるお客さんでも、僕と同世代とか、学生服のまま見にきてくれる人もたくさんいて、そういう人たちが家に帰ってお母さんやお父さんと話すきっかけになったらいいな」と自身の考えを述べ「神戸の初日が終わった後に神戸の街の姿というのは今まで見ていた神戸の街とはまったく違って見えたし、この舞台に向き合いながら僕ら自身も30年前の阪神淡路大震災に改めて向き合ういい経験だったので、それをここ東京であのときのことを伝えられるというのは本当に光栄ですし、この舞台がいろんな人に届いて、何かの架け橋に慣れたらいいなと思いながら全力で演じさせていただきます」と熱弁。これに波岡は「いいこと言うでしょ!」と舌を巻いた。

◆佐野晶哉主演「ひまわりの歌~ヘブンズ・レコードからの景色~」

本作は、劇団ミュの主宰であり、朗読劇『私の頭の中の消しゴム』を14年連続で上演するほか、自身も体験した阪神淡路大震災をテーマにした舞台、小説、NHKドラマなど数多く発表し、被災後から現在まで復興に貢献し続けている岡本貴也氏によるオリジナル作品。今回、2018年・2019年(2022年は公演中止)に上演された音楽朗読劇『ヘブンズ・レコード』を『ひまわりの歌~ヘブンズ・レコードからの景色~』とタイトルを改め、脚本の一部を刷新。そして2025年に阪神淡路大震災から30年という節目を迎えるにあたり、今一度震災の記憶を喚起し、未来に向けてのメッセージを発信するため、上演されることとなった。(modelpress編集部)

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