【モデルプレス=2025/01/27】Snow Manの向井康二と室龍太が構成・出演を務める舞台「ムロムカイ」が、1月27日より東京グローブ座にて開幕。1月26日に開催されたゲネプロ後に、2人が囲み取材に出席した。<以下、囲み取材全文※一部舞台内容の記載あり>【写真】Snow Man向井康二、木村拓哉コスプレ姿◆向井康二&室龍太、ゲネプロ終えての心境― いよいよ明日、初日を迎えますが、今どんな心境でゲネプロをされましたか?向井:どうですか先輩?室:いや、僕はもう純粋に楽しもうと思ってやりましたけど、裏で始まる前の康二がめちゃくちゃ緊張してて、こっちまでもらうぐらいの緊張で。そんな顔初めて見たんで、逆に俺も緊張してもうて、なんかすごく不思議な、新鮮な気持ちで出ちゃいました。向井:素人や。室:誰が素人やねん。― (笑)。向井さん、緊張されていたというのは?向井:何年もこの現場にいますけども、どの仕事に対しても緊張するっていうのは日々変わらん。室:もちろん緊張はしてるけど、過度な緊張してたよ。向井:いや、やっぱ自分たちの舞台っていうのもね。やっぱゲネプロでも楽しんでいただきたいという気持ちはあるんですよね。だから「ゲネプロを楽しんでもらえるかな?」という緊張感と、リハーサルも少なかったら「失敗しないかな?」とか、そういうのを考えてたらね、不安になっちゃった(笑)。室:それも緊張やね。向井:はい、楽しかったです。◆室龍太、向井康二からの贈り物とは?― 劇中は結構アドリブが多かった?向井:いや、あるけど。でもね、今日のアドリブの…。室:ひどいっすよ。自分はアドリブ好き放題やるけど、俺がアドリブし出したら、ほんま急に困った顔で「それ何?それ何?」って。ひどない!?向井:いや、やっぱどっちかバランスが大事じゃん?室:バランスじゃない、両方でええやん。頼むで。向井:そうね、アドリブもちょっと本番混ぜつつ、楽しもうかなっていう風に思ってます。― 結構リアルなところも多いということで。向井:そうですね。結構実話を元にした話とかもちょくちょくあったり…。だから「ミドルフィクション」って言ってます(笑)。― 一緒に住んでいたことはない?向井:近くはあるな?室:一緒に住んでたことはないですけど、ほんまに近くはあります。― その後、向井さんがすぐ引っ越しちゃった…というのは本当ですか?室:ほんとです。ひどい奴ですよ、本当に。向井:リアルもちょっと混ぜつつね。結構、るーたくんの家にいたりとかしてるから。室:それこそ家電とかも運び込まれてます。あれマジです。ここだけの話、加湿器を持ってきてくれたんすよ。向井:良いやつね。室:そう、良いやつを。自分が買ったから「使う?」って。俺、その時加湿器なかったんでもらったんですけど、 掃除してへんから、フィルターとか。外見だけ綺麗にして持ってきて、俺使ったんすよ。次の日鼻水ズルズルで!向井:何でや、嘘つくの?フィルター変えたらええやん。室:掃除してからちょうだいよ!向井:それはねぇ?やってもらおう。室:「ほぼ新品」言うてくれたやん。向井:中身はちょっとね、使ってるけど。室:頼むで。向井:フィルター買えるやん、ネットで。室:それは前もって言っといてくれないと。向井:確かにね。室:そんなこともありました(笑)。向井:俺、何個あげたんやっけ?室:家にマジで3つあります。― 本当ですか?室:ほんまにあります。向井:でも良いやつやろ、どれも。室:良いやつ。最近1個も使ってない(笑)。◆向井康二&室龍太、互いの存在語る― ジュニア時代から一緒にステージ立つことも多かったお二人ですが、改めてどんな関係ですか?向井:これ説明できないよね。「どういう関係?」って言われて。俺は最近答えたのはもう「ムロムカイです」っていう風に言ってますけどね。むずくない?説明するの。室:むずいっすね。向井:家族でもないし、友達でもない、先輩でもない…。室:先輩や!先輩は先輩、一応。向井:あ、そうなん?室:うん。向井:ふーん。室:せやで?向井:あ、そう。なんかね、例えられないんですよね。「室龍太」っていう存在です。室:「居て助かる存在」が一番しっくりくると思います。向井:それ!だから隣を見て安心するっていうのはありますし、ジュニアの頃から一緒にやってた人でずっと一緒にいるって(人は)おるけど、ここまでは多分ないと思うんですよね。だからそれも理由やと思いますけどね。僕がSnow Manでいる向井と、もう1人の向井。大阪を忘れない気持ち…。室:え、Snow Manでいる時は大阪忘れてるん?向井:忘れてるよ!当たり前やん!室:なんで忘れてるん?向井:いらんいらん、いらん。Snow Manに大阪いらんねん。室:うわー(記者に向かって)絶対載せてくださいね?向井:絶対に載せてください。…いや、それも冗談やん(笑)?室:大阪捨てたんでしょ?向井:捨ててない。室:大阪の人見てるよこれ。向井:嘘やろ?なんでやねん。室:「なんでやねん」ちゃうねん(笑)。向井:いいね、ギャグとかもできるっていう関係性というのが強いというか。― 向井さんにとっては「ムロムカイ」ですと関西弁も丸出しでできるんじゃないですか?向井:出てた、俺?関西弁言ってました?室:一応(笑)。向井:あ、そう。記憶にないね。室:ほんま?向井:標準語喋ってるつもりやった。室:マジで魂売ってるやん。向井:売ってるねえ。室:やば。でもめちゃくちゃ関西弁だったから大丈夫。― 舞台では「部屋がリアル」という話もありましたね。向井:るーたくんはもうまんまや。室:まんまです。本当にスタッフさんが「俺の家1回来たことあるんかな?」っていうぐらいすごいリアルだね。向井:ね、リアルよね。外はね、るーたくん家古いんですけど、中はリフォームしてるから綺麗…。室:ねえ、あんま言ったらあかんで?限られるから。向井:あ、そう。― それは今の家?それとも古い家?向井:今の家です。室:言うなって!それ言ったらマジで特定されるから!向井:質問されたら返すのが俺らやろ?室:そうやけど、あんま言うなよ!向井:まあ、その辺りはリアルです。◆向井康二&室龍太、セリフ覚えは1日― この舞台は、お芝居、はたまたコントライブという位置付けになるのでしょうか?向井:これは皆さんにちょっと考えてほしいですね。新しいよね、これ。室:お芝居も入ってるし。向井:芝居は芝居か。室:役柄的には自分たちなんで、めちゃくちゃ芝居ってわけでもないし。難しい。向井:本当にるーたくんと喋ってるのをファンのみんなが見てる感じ?シルバニアファミリーみたいな感じ。室:俺らがね(笑)。向井:そうそう。そういう僕らの世界観をちょっと覗き見するぐらいのイメージを作った舞台ですね。 ― でもお芝居もありつつ、最後は歌もあって。向井:そうなんです。るーたくんは最初歌なかったよな。室:なかった。向井:なかったんですけど、るーたくん最近歌ってないからファンもるーたくんが歌ってるの見たいんちゃうか、ということで、まあはい。入れました。室:なんなん?そのしゃーなしみたいな。向井:(笑)。まあ、この歌って踊ってる世界を見たい人は見たいやろうな、ということで入れました。― お稽古はどのくらいされたのでしょうか?向井:すごいですよ。(井上小公造こと市川義一のマネしながら) 絶対に言わないでくださいよ。室:やめなさい、それ!向井:稽古が始まった日あるでしょ?次の日あるでしょ?通しが始まったんですよ。室:絶対書かれますよ、これ。向井:絶対に書かないでくださいね。2日目で通しですよ。室:ほんまにびっくりした。向井:びっくりしたー。1日目は台本持ちながらやろうと思って。でも持ちながらはちょっとなんかね。室:動きがね、いろいろと制限されるから。向井:やりづらいから。1日目セリフを覚えて、2日目に通しです。室:びっくりしたね。向井:素晴らしいスケジュールですね。室:スタッフさんもびっくりしてた。向井:それほどスケジュールなかったね。― 構想はどのくらい?室:でもこれはまだ関西ジュニアの時だから…。向井:2人で「やりたいな」って言ってたな。で、ちょっと良いタイミングでマネージャーさんとかに「室龍太くんと舞台やりたいんだよな」って言ったらやらせてくれるって。だから6年前ぐらいから言ってて、「やろう」って言い出したのは、本当に去年くらいだと思います。◆「ムロムカイ」今後の展望は?― まだ初日前ですが、シリーズ化できそうな雰囲気もしました。向井:そうですね。今回盛り上がったら来年も再来年も続けたらいいなという風に思いますね。室:そうですね。シリーズ化していきたい。向井:そうそう。分かんないですけど、稽古中に来年のこととか考えたりしてるもん。できるか分かんないんですけども。室:そうそう。来年もしやるのであれば、こういうのにしたいなっていうのは、もう浮かんでます。― 楽しみにしてます。久しぶりに室さんのキレキレのツッコミも見れた気がしました。向井:ね!?気持ちいいですよ。生き生きしてますね。なんか関西のツッコミというか、楽しいですよね。Snow Manでいる時はボケよりツッコミに結構回ること多いから、楽しいんだけど、また違う楽しさがあります。室:でも俺、久しぶりに稽古少ない中でもずっとツッコんでるから、稽古を何日かしたらほんまに(喉が)ガラガラなってきて。ツッコみすぎて。向井:大変やったな。室:普段そんなツッコむこともなかったし、関西ジュニアの時はめちゃくちゃツッコんでたけど、大人になってからあんまりツッコまなかったからびっくりしました。こんなに喉使ってたんやって。向井:たしかにツッコミのレベルが最初ちょっと下がってた。― 室さんは向井さんにとって甘えられる存在ですよね。向井:そうですね。ありがとうございます。室:いえいえ。向井:だから、好きなことをスタッフの皆さんに作っていただいてるこの環境をすごく感謝してます。― では最後に、ファンの皆さんへメッセージと意気込みをお願いします。室:Snow Manのファンの方はもちろん、僕を知らない人もいると思うので…。向井:いっぱいいるよ。室:言わんでいいやん(笑)!それを今言ってるやん。向井:「誰~!?」って。あ、でも今「タイプロ」(「timelesz project」)頑張ってるもんね。室:出てないねん!寺西(拓人)と原(嘉孝)な!向井:あぁ~ごめんごめん、出てると思って。室:原な。室じゃなくて原。向井:あ、原か。ごめん、勘違いしてた。室:どっちも頑張ってほしいですね。向井:頑張ってほしい。室:いや、その話じゃないねん!え~僕を知らない方もたくさんいると思いましたので、 これを機に「ムロムカイ」っていう2人の関係性とかも知ってもらって、こんな楽しい2人組がいるんやっていうのを、純粋に楽しんでもらって、また今回成功した際には、次回もシーズンで…シーズンじゃないわ。これをvol.1として、vol.2できるように盛り上げたいと思いますので、ぜひ劇場でお待ちしております。― ありがとうございます。室:お渡しします。向井:受け取りました。どうも、Snow Manの向井康二です。室:Snow Man推すな~(笑)。向井:(強調して)Snow Manの向井康二です。僕は今Snow Manにいて、いろいろ活動させていただいて、いろんな人に知っていただいて、この前は5大ドームやって、最近は5周年を迎えて、次スタジアム公演が決まりまして。すごいメンバーといる時間がやっぱり楽しくて、ここに来れて俺は良かったなって日々感謝してるんですけど、やっぱりSnow Manが大きくなればなるほど、昔の自分っているじゃん?それを知らないファンの方も増えていくというか。でも、今の僕があるのはやっぱ10何年間、関西でやってきた自分がいるからここにいるんですね。だから、頑張ってきた、いろんな愛をいただいたこの何十年を忘れてほしくないので、こうやって室くんとやることによって、「あ、康二くんこんな時代あったんや」「昔めっちゃスベってたやん」「今めっちゃ面白くなってるしかっこよくなってるやん」みたいなことを思い出すというか。だから、昔のことを知ってた人も今知ってくれた方も…。室:昔スベってた?向井:スベってたよ、めっちゃ!室:ほんま?向井:え、スベってなかった?室:そうでもなかったけどね。向井:自信なかったんやな。室:自信持っていこうよ。向井:入らんといて?室:「スベってた」って言うから。向井:今喋ってるから!室:あ、ごめんごめん。向井:シークレット!…いや、シークレットやないな。Be quiet!室:(笑)。向井:ということで、この「ムロムカイ」ののほほんとした世界観を、スタッフさんも一緒に作ってますので味わってくれたら嬉しいなという風に思います。感謝を伝えたいと思っているので。最後まで怪我なく。ね、結構アクションが多いので頑張りたいなと思います。室:アクションそんなないです。向井:あるよ!室:あなた1人で暴れてるだけなんで。向井:そういうところにも注目していただいて。だからチケットもね、会えない人もたくさんいると思うんですけど、来年もライブができるように頑張りたいなっていう風には思います。― ありがとうございました。◆向井康二&室龍太「ムロムカイ」関西ジュニア時代より切磋琢磨し、今なお親交が深い2人。日頃から、向井が室と「いつか2人で舞台をやりたい!」と話していたことから本企画が実現した。内容は、彼ら2人の日常に近いような芝居がベースで、2人のセリフはほぼノンフィクション。彼らが日常でどのような会話をしているのか。“素”の2人を届ける。舞台は、1月27日~2月11日に東京グローブ座、2月15日~2月24日に大阪・サンケイホールブリーゼにて上演される。(modelpress編集部)【Not Sponsored 記事】