【モデルプレス=2025/01/26】俳優の松坂桃李が主演を務めるTBS系日曜劇場「御上先生」(毎週日曜よる9時~)。第2話の放送を前に、本作を手掛ける飯田和孝プロデューサーがモデルプレスら報道陣の囲み取材に応じ、生徒役オーディションの選考の決め手や、物語の中心となる生徒・神崎拓斗役の奥平大兼の魅力を語った。【写真】日曜劇場「御上先生」生徒役が豪華集結◆松坂桃李主演「御上先生」本作は子供が生きる「学校」、大人がもがく「省庁」という一見別次元にあるこの2つを中心に展開。未来を夢見る子供たちが汚い大人たちの権力によって犠牲になっている現実、そんな現実に一人の官僚教師・御上孝(松坂)と、令和の高校生たちが共に立ち向かう、教育のあるべき真の姿を描く大逆転教育再生ストーリーだ。御上が担任となる隣徳学院3年2組の生徒キャストは、2024年3月から始まったオーディションで選ばれ、同年8月初旬に全29人が決定。次世代を担う注目株からドラマ本格出演は初の新星まで期待の若手キャストが集結した。◆生徒役キャストオーディション、選考の決め手は?第1話放送前の取材では、生徒役キャストオーディションの選考の過程や方法など、オーディションの裏側を明かしてくれた飯田P。前回の話を踏まえ、改めてオーディションや生徒キャストに関する質問が多く上がった。まず、オーディションからキャストを選ぶ上で軸にしていたこととして、飯田Pは「演技力」ときっぱり回答。「この3年2組が1つのクラスになるためには全体の調和が必要です。演技力って自分を出すだけではなく、自分を引くことが必要だと思っているので、演技力がある方を集めることで、クラスがどう調和していくのかが見えてくるのではないかと考えました」と説明した。また「『あれ、今主人公動いてないよね?』『主人公が何もしてないからセリフ足さなきゃ』と、どうしても主人公を中心に考えて台本を作っている時があるんです。でもこのドラマはそういう作り方をしてなくて、生徒で魅せるために、基本的には生徒同士が意見を言い合ったり動いたりしています。また、キャストの実年齢について『18歳以上の人が多い』という意見を見かけましたが、僕ら制作は若手を売るためのドラマを作っているのではなく、ドラマとしてシーンを見せるためのキャスティングをしています」と力強く伝えた。さらに、キャスト本人の特性を役にもプラスしたという話では、記者から「影山優佳さんのクレバーなところが倉吉役にも出ている」といった声が上がると「影山さんはたしかにそうですね。あとは八村倫太郎くんの徳守は、本人がしっかりと自分で考えて演じてくれているところもあるのですが、真面目さや愛され要素などは足していきました。夏生大湖くんの和久井もそうですかね」と明かしていた。◆奥平大兼の表現力&演技への姿勢 飯田和孝Pが称賛そして、本作において物語の中心となる報道部の部長・神崎を演じる奥平については「本当に目が素敵ですよね。あと、微妙な表情筋の震え具合というか、そういった表情から人間の葛藤をすごく繊細に表現してくれる俳優さんだと思って見ています。でも彼自身は決して自信満々ではなく、今自分がどう見えているのかを確認したり、他者の意見を自分の中に取り入れる耳を持っていて、そういう姿勢も素敵だなと思っています」と称賛し、魅力を語った。続けて「1話で御上が言った『大人の皮を被るのが得意』という神崎の表現は、まさに彼を言い当てている言葉です。彼がだんだん等身大になっていくストーリーなので、その都度見え方は意識しています。あとは、神崎のクラスとの距離感ですかね。彼はクラスでハブかれているわけでも、恐れられているわけでもなくて、あくまで一目置かれているキャラクター。それがクラスの中でどんな雰囲気でいるかという在り方は常に気にしていて、奧平くん自身もそこを特に気にして自分から確認してくれることが多かったです」と奧平とこまめに相談しながら神崎というキャラクターを作っていると振り返った。(modelpress編集部)◆「御上先生」第2話あらすじ試験会場で起きた殺人事件と自分がリークした不倫記事は関係がある。御上(松坂桃李)の言葉が気になった報道部の神崎(奥平大兼)は、隣徳学院を辞めた教師・冴島(常盤貴子)に会いに行く。事実が明らかになる中で、神崎の記事について生徒たちに討論させる御上。同じ頃、文科省の塚田(及川光博)と槙野(岡田将生)が動き出す。殺人事件、不倫記事、隣徳、文科省、これらには一体どんな関係があるのか、そして殺人犯の目的とは――。【Not Sponsored 記事】
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