現在放送中のドラマ『私は整形美人』（フジテレビ系）で主演を務める石井杏奈。昨年は『【推しの子】』の実写ドラマなど話題作にも出演し、女優として存在感を増している印象だ。そこで本記事では、彼女のこれまでの活躍を振り返りつつ、最新出演作となる『私は整形美人』の注目ポイントを紹介したい。
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元E-girlsメンバーであり、現在は女優としても活躍の場を広げている石井杏奈。2023年に放送されたドラマ『彼女たちの犯罪』（読売テレビ・日本テレビ系）では、前田敦子ら実力派キャストと共演し、人知れず苦悩を抱えた新人刑事役を好演したほか、昨年はドラマ『ブラックガールズトーク』（テレビ東京系）で朝日奈央と関水渚と共にトリプル主演を務めた。さらに、大ヒット漫画『【推しの子】』の実写ドラマ（Amazon Prime Videoにて独占配信中）でも、劇中のアイドルグループ“B小町”の新曲のミュージックビデオ監督を務めるアネモネ・モネモネ役を演じ、「実写の違和感ない」「アネモネがアネモネやわ」「めちゃ馴染んでて 良き」などと高評価を集めている。
そんな彼女が現在主演を務めているのが、2018年の韓国ドラマ『私のIDはカンナム美人』の原作の大ヒットwebtoonを日本でドラマ化した『私は整形美人』だ。同作で石井が演じるのは、幼い頃から容姿のことでいじめを受け、大学進学を機に整形手術をして美しい顔を手に入れた主人公・片桐美玲。作中では彼女が過去を乗り越えようと奮闘し、自分らしさや本当の美しさとは何かを理解して成長していく姿が描かれる。
美玲は外見に強いコンプレックスを抱えており、整形してもなお人の目を気にしてしまうという役どころ。先日放送の第1話では、整形していることを同級生らに知られてしまい、涙ながらに、「前の顔のままじゃ生きてる意味なかった…だから整形した」「やっと普通に生きれると思ったのに！」と苦しい胸の内を吐露するシーンが描かれた。石井は公式コメントで、「美玲の事を毎日考え、演じていると、いつのまにか美玲の強さに自分が救われている事に気づきました」と語っていたが、役と真摯に向き合っている石井だからこそ、つらい過去を乗り越えて成長していく美玲の姿を力強く演じることができるのではないだろうか。
1月23日深夜放送の第3・4話では、美玲が整形しているという噂が大学中に広まるという展開に加え、美玲に一目惚れしてアプローチをしてくる先輩が登場することも予告されている。センシティブなテーマを取り扱う同作で、石井が主人公の姿をどのように演じるのか注目だ。
