【モデルプレス=2025/01/20】舞台『千と千尋の神隠し』が中国・上海文化広場にて上演決定。2025年7月14日から8月3日まで行われることがわかった。【写真】上白石萌音「千と千尋の神隠し」ロンドンでも忠実に再現◆舞台「千と千尋の神隠し」上海で上演決定上海文化広場は、主要施設がすべて地下にあるのが特徴で、地下型の劇場としては世界最大の規模を誇る劇場。席数は1949席で、主に国内外の演劇やミュージカル、バレエなどが上演されている。日本人キャストによる日本語での中国上演としては演劇史上最大規模となる。東宝演劇の海外上演は、これまでも多数あり、現地キャスト・現地語上演の形で行ってきた。1972年にロンドン、1973年にロサンゼルスにてミュージカル『風と共に去りぬ』(作:菊田一夫、原題:スカーレット)が上演され、その後も『ローマの休日』『マリー・アントワネット』『レディ・ベス』『四月は君の嘘』が韓国などの現地プロダクションで上演されている。だが、この度のように、日本上演時のプロダクションが、ロンドンに続き、中国において日本語による演劇を上演することは、東宝としても初挑戦となる。2025年上海公演のキャストは追って解禁される。◆舞台「千と千尋の神隠し」とは舞台『千と千尋の神隠し』は、10歳の少女千尋が、神々の世界に迷い込み豚の姿に変えられてしまった両親を救う為に懸命に働き、生きる力を呼び醒ます姿を描いた宮崎駿(※「崎」は正式には「たつさき」)監督による大ヒットアニメーション映画をもとに、2022年に東宝創立90周年記念公演として初の舞台化がなされた作品。ミュージカルの金字塔『レ・ミゼラブル』オリジナル版の潤色・演出を担い、そのほか『ナイツ・テイル-騎士物語-』や『ダディ・ロング・レッグズ』など演劇史に残る名作を生み出してきた英国ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーの名誉アソシエイト・ディレクター、ジョン・ケアードが翻案・演出を手掛け、映画の世界から飛び出したようなキャラクターたちと、熱い息遣いまでが感じられるライブならではの醍醐味が相まった舞台は、大衆演劇の優れた業績を表彰する『第47回菊田一夫演劇賞』で上演関係者一同が菊田一夫演劇大賞を受賞する快挙を成し遂げるなど、高い評価を得た。2023年名古屋御園座での再演を経て、2024年3月東京・帝国劇場からスタートし、名古屋・御園座、福岡・博多座、大阪・梅田芸術劇場メインホール、北海道・札幌文化芸術劇場 hitaruでの全国ツアー公演と並行して、4月から8月にかけて、ロンドン・ウェストエンドのロンドン・コロシアムでの初の海外公演を上演した。(modelpress編集部)【Not Sponsored 記事】
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