乃木坂46、櫻坂46、日向坂46といった“坂道グループ”で活動し、巣立った後もマルチに活躍する坂道卒業生。女優として活動を本格化させるメンバーも多く、この冬の新ドラマにも出演が決まっている。そこで本記事では、冬ドラマに出演する坂道卒業生メンバーをピックアップしつつ、注目ポイントも併せて紹介したい。
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まず、2024年に乃木坂46を卒業した山下美月は、1月7日から放送が始まったドラマ『御曹司に恋はムズすぎる』(カンテレ・フジテレビ系)に出演中だ。同作は、思いっきり甘やかされ自由奔放に生きてきた御曹司が、真逆の環境で生まれ育ってきたド庶民女子と同僚になり、ともに子供服作りに取り組みながら、初めての挫折と本気の恋を知るロマンティックコメディー。山下が演じるのは、King & Prince・永瀬廉演じるわがまま御曹司の天堂昴に振り回されるヒロイン・花倉まどかで、第1話ではいきなりキスしようとしてきた昴を拒否し、強気に“床ドン”して凄むシーンに、SNSでも、「インパクト大」「ドキッ!の後に爆笑でした」などの反響があった。昴と正面からぶつかっていくまどかを山下がどのように演じるのか、今後も注目だ。
また、2024年に日向坂46を卒業した齊藤京子は、1月7日深夜から放送がスタートしているドラマ『いきなり婚』(日本テレビ系)で主演を務めている。同作は、彼氏の浮気を知った地味目OLが酔った勢いで見知らぬイケメンと結婚してしまい、平凡だったはずの人生がかき乱されるというラブストーリー。齊藤が演じているのは“いきなり婚”をした職場の上司・安藤創(城田優)から溺愛されるOL・小柴真央で、公式コメントでは、「見ていると自然と応援したくなる愛されキャラなので、ドラマを見てくださっている方が感情移入するようなお芝居ができるよう精一杯頑張ります」と意気込んでいた。今後のストーリー展開と共に“ハイスぺイケメン”の創に振り回される真央の演技にも期待したい。
そして、昨年はドラマ『恋する警護24時』(テレビ朝日系)や『オクラ~迷宮入り事件捜査~』(フジテレビ系)などでの活躍が目立った白石麻衣は、1月17日放送スタートのドラマ『法廷のドラゴン』に出演している。同作は、女性初のプロ棋士誕生を期待されながらも弁護士に転向した主人公が、存続の危機に瀕する弁護士事務所の若き所長と共に奔走するリーガルドラマ。白石は主人公の天童竜美(上白石萌音)と将棋のプロを目指して切磋琢磨したライバルであり、弁護士になるきっかけを作ったという駒木兎羽を演じる。公式コメントでは、「将棋の戦略がどのように組み込まれているのか、演じる上で挑戦と楽しみがありました」と語っており、白石にとって新境地の役だとも言えそうだ。
さらに、昨年末に日向坂46を卒業したばかりの加藤史帆は、1月24日から放送が始まるドラマ『僕のあざとい元カノ from あざとくて何が悪いの?』(テレビ朝日系)に、“あざと元カノ”園田芽生役で出演する。同作は、同局の『あざとくて何が悪いの?』のMC陣とゲストがスタジオでドラマを鑑賞し、ストーリー展開や台詞にツッコミを入れていくというチャレンジングな内容。昨年放送されたオフィスGL(ガールズラブ)ドラマ『彩香ちゃんは弘子先輩に恋してる』(MBS)での好演も記憶に新しい加藤だけに、挑戦的な意欲作とも言える今回のドラマでどのような演技を見せてくれるのか楽しみだ。
グループを卒業した後も、女優として才能を開花させている坂道卒業生。ドラマの展開と共に、物語を彩る彼女たちの演技にも注目してみてはいかがだろう。