芳根京子「オモコー」以来約10年ぶりTBS主演の心境 “救われた”先輩俳優からの言葉明かす【まどか26歳、研修医やってます!】 | NewsCafe

芳根京子「オモコー」以来約10年ぶりTBS主演の心境 “救われた”先輩俳優からの言葉明かす【まどか26歳、研修医やってます!】

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芳根京子「まどか26歳、研修医やってます!」(C)TBS
【モデルプレス=2025/01/12】TBS系火曜ドラマ「まどか26歳、研修医やってます!」(1月14日火曜よる10時スタート)で主演を務める女優の芳根京子(よしね・きょうこ/27)が、このほど行われた合同取材会に出席。約10年ぶりTBSドラマ主演への思いや、救われた先輩俳優からの言葉を明かした。

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◆芳根京子、約10年ぶりTBSドラマ主演

本作は、水谷緑著「まどか26歳、研修医やってます!」「あたふた研修医やってます。」「離島で研修医やってきました。」(KADOKAWA刊)を原作に、主人公の研修医・若月まどか(わかつき・まどか)が、医師として女子として、人生と向き合う濃厚な2年間を描いた成長物語。芳根はドラマ初主演を務めた金曜ドラマ「表参道高校合唱部!」(2014)以来、約10年ぶりのTBSドラマ主演となる。

◆芳根京子、仕事終わりの楽しみ明かす

― 今作では病院のほかに球場のシーンも登場しますが、実際に撮影されたのでしょうか?

芳根:先日横浜スタジアムで撮影させてもらったのですが、実際の横浜DeNAベイスターズファンの方が500人近く集まってくださって、リアルなシーンを撮ることができました。正直、私は野球に詳しいわけではないので不安があったのですが、本当に皆さんが優しくて、応援歌を歌うときに隣で歌詞を出してくださったり、一緒に歌って練習してくださったり、本当に温かくてベイスターズのファンの皆さんのおかげで良いシーンになったと思うので感謝の気持ちでいっぱいです。

― 実際ベイスターズファンの皆さんの姿を見て感じたことはありますか?

芳根:みんなで心を1つにして何かを応援することは、すごく楽しいのだと感じました!撮影のときには何もない球場で応援している姿だけだったので、実際に野球が行われている場所で一緒にあの空気を体感したいと思いました。本当に寒い中、長時間の撮影にお付き合いいただいたので、改めて「ありがとうございました」と感謝の気持ちを届けたいです。

― まどかは仕事終わりの野球観戦を楽しみに頑張っていますが、芳根さんご自身、仕事終わりの楽しみや自分へのご褒美はありますか?

芳根:いまは完全にビールです(笑)。お仕事が終わってお家に帰って、お風呂に入って、翌日の台本も入っていて、「もう明日を迎えるだけ!」というタイミングで飲むビールが大好きです。あの一口がオフという感じがします。「今日はもう頑張らなくていいや」という切り替えになりますし、「明日も頑張ろう」と思えます。

― 主人公・まどかは駆け出しの研修医ということで、失敗をすることもあると思いますが、芳根さんご自身が芸能を始めた頃の小さな失敗談があればお聞かせください。

芳根:10代の頃はたくさんオーディションを受けさせてもらって、たくさん落ちていました。私自身、落ちることに対してはご縁もあるだろうし仕方ないと思っているのですが、それをマネージャーさんに言ったら「悔しがれ」とすごく怒られました(笑)。いま考えれば、少し反省すべきだったと思います。

◆芳根京子、初主演作ぶりTBS主演は「とても嬉しい」

― 2015年放送の金曜ドラマ「表参道高校合唱部!」以来、約10年を経てTBS連続ドラマ主演に戻ってきたことの思いをお聞かせください。

芳根:素直にとても嬉しいです。10年前まだ18歳で、自分がこの仕事を続けられるのかもわからなかったですし、自分がやりたいと思ってもやれる仕事ではないことも理解していたので、その中でオーディションで選んでもらえたことが、自信にもなりました。自分が仕事を続けることで選んでくださった方に恩返しになるなら、もっともっと頑張りたいと思えた作品で、意識が変わった作品だったので、そこから約10年経ち今度はお声をかけいただいてTBSに戻ってこられたのが嬉しいです。「自分のやってきた道は間違っていなかったよ」と言ってもらえている気がしました。あのときの感謝の気持ちを今回も忘れずに、しっかり作品と向き合っていきたいと思っています。

― 10年前のご自身と比較して、座長として成長したと感じる部分を教えてください。

芳根:当時は自分のことだけで必死で、セリフを覚えて、合唱のドラマだったので歌も覚えて…本当にそれだけのことしか考えられていなかったのですが、いまは現場にいる方が少しでも楽しく、「この作品やれてよかったな」と思ってくれたら嬉しいなと思い、より一層コミュニケーションを取るようになりました。いまももちろん人見知りはありますが、せっかくご縁があってご一緒させてもらっているわけだから、お話できない方が悔しいな、寂しいな、と思うようになったので、コミュニケーションの取り方は大きく変わったと思います。

◆芳根京子、印象に残っている先輩からの言葉

― 作中では研修医を見守る指導医たちが登場しますが、芳根さんご自身が先輩からかけられた言葉で印象に残っているものはありますか?

芳根:以前、西島秀俊さんから「本当に頑張りやさんだから、頑張りすぎずね」というお言葉を何度もいただいて、すごく救われました。いまでも「元気か?」って連絡をくださるのですが、それがすごく嬉しくて。隣のスタジオにいらっしゃるときにお会いしに行くことはあるのですが、なかなかゆっくりお会いすることはできない中で、それでも気にかけてくださっていることが本当に嬉しくて、それだけで頑張れます。つらいとき、「いまちょっと大変なんです」とかを素直に吐かせてもらえて、「吐いていいんだよ」と言ってくださるのが本当に救われています。

― それはドラマで共演したことがきっかけですか?

芳根:はい。共演させていただいたドラマが2クール連続だったので、10ヶ月ぐらい一緒に同じ時間を過ごさせてもらったんです。あのときにご一緒した方はいまでも繋がっている方が多いですね。

◆芳根京子、救われている存在「3人で過ごす時間はすごく大好き」

― 作中のまどかと同期たちのように、芳根さんご自身がお仕事やプライベートで切磋琢磨し合える存在がいれば教えてください。

芳根:最近よく会っているのは生田絵梨花ちゃんと岡崎紗絵ちゃんです。3人で会うことが多いのですが、次に会ったときに「私これ頑張ったよ」と言い合う“自慢大会”をしようと約束しています(笑)。ストレートに言うのは恥ずかしさもありますし、言っていいのかな?と思うこともあると思うのですが、私たちは開き直ってみんなで自慢し合おう、その自慢大会のために頑張ったってことを増やしていこうと思っています。自然体な3人で過ごす時間はすごく大好きで、救われていますね。

― “自慢大会”のために頑張れる部分もありそうですね。

芳根:そうなんです。まどかのセリフにある「誰も褒めてくれない」っていうのは意外とみんな思っていることで、日々どれだけ頑張っていてもお仕事で褒めてもらえることは数多くないと思うので、友達と褒め合うのはすごく素敵な時間だと思います。お互いに変な気を遣うことなく心の内を話せる関係はとても大切です。

― 人見知りとおっしゃっていましたが、仲良くなったきっかけを教えてください。

芳根:ドラマでお二人とご一緒したときに、私は岡崎紗絵ちゃんと生田絵梨花ちゃんそれぞれとたっぷり同じシーンがあり、そこで2人と仲良くなったのですが、その2人はあまり現場で会うことがなかったんです。そこで私が、2人それぞれが私と仲良くなれたということは、2人も仲良くなれるよ、と言って「3人でご飯行きたいね」と話していたのですが、結局作品が終わるまで時間がなくて行けなくて。初めて3人でプライベートで会った場所が、品川駅の新幹線のホームでした(笑)。3人で会うのは2回目だったのに「京都旅行に行こう」と言って品川駅に集合したので。結果としてすごく仲良しになったので「ね?」って言っているのですが、2人からは「あなたおかしいよ」と言われていますね(笑)。でもこんなに仲良くなれたので、私の目に間違いはなかったと思っています!すごく波長が合ったのだと思いますし、長いお付き合いができたら嬉しいです。

― ありがとうございました。

(modelpress編集部)

◆芳根京子(よしね・きょうこ)プロフィール

1997年2月28日生まれ、東京都出身。血液型はA型。スカウトで芸能界入りし、2013年にドラマ「ラスト シンデレラ」で女優デビュー。2016年、NHK連続テレビ小説「べっぴんさん」のヒロインを演じ、一躍話題に。近年の主な出演作は日本テレビ系「コントが始まる」(2021)、NHK「半径5メートル」(2021)、日本テレビ系「真犯人フラグ」(2021)、TBS系「オールドルーキー」(2021)、日本テレビ系「それってパクリじゃないですか?」(2023)、映画「ファーストラヴ」(2021)、「Arc アーク」(2021)、「カラオケ行こ!」(2024)など。

◆芳根京子主演「まどか26歳、研修医やってます!」

本作は、水谷緑著「まどか26歳、研修医やってます!」「あたふた研修医やってます。」「離島で研修医やってきました。」(KADOKAWA刊)を原作に、“お医者さんだって、幸せになりたい!”と願う主人公の研修医が、働き方改革で変わりゆく医療現場で、「研修医はお客様」と皮肉を言われ戸惑いながらも、ベテラン医師たちの試練に立ち向かい、同期の仲間たちと励まし合って、医師として女子として、人生と向き合う濃厚な2年間を描いた成長物語である。

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