【モデルプレス=2024/12/30】俳優の木村拓哉が30日、都内で行われた主演映画「グランメゾン・パリ」初日舞台挨拶に鈴木京香、及川光博、沢村一樹、正門良規、塚原あゆ子監督、料理監修を担当した小林圭シェフとともに登壇。映画が公開された心境を語った。【写真】木村拓哉一家、豪華六段重おせち披露◆木村拓哉「グランメゾン・パリ」公開に「ちょっと寂しい」映画鑑賞後のファンから大きな拍手を受けたキャスト陣。主演の木村は「熱い拍手が伝わってきて、とっても嬉しかったです」と喜び、「今日登壇していないメンバーもいますが、ずっとこのメンバー“チーム・グランメゾン”で繋いできた時間が、今日をもってみなさんにバトンタッチさせていただく日だなって、嬉しいのですが、ほんのちょっと寂しい気持ちがあるかなっていうのが正直な気持ち」と心境を吐露。「お腹が空いたとき何度でもこのコースを召し上がっていただければ」と映画リピートも呼びかけた。◆沢村一樹、木村拓哉のシェフ姿絶賛また、沢村からシェフ姿について「連ドラの最初の時から完成されていた。20年くらい番組でずっと料理をやっていたので、料理人になっているところがある。盛り付けとか、包丁を入れるところとか。さすがだな」と絶賛された木村は「20年以上バラエティ番組(フジテレビ系「SMAP×SMAP」)で料理を作っていたので。その時に自分に対してナイフの持ち方、野菜、肉、魚介への向き合い方をいろいろ教えてくださった方が今回も現場でサポートしてくれた。2019年のドラマのときもそうだったのですが」と紹介。続けて、10月4日に亡くなった料理評論家の服部幸應さんが料理監修で関わっていたことから、「ずっとサポートしてくれていたし、この作品も試写を見てくださって『素晴らしいものができましたね』って言っていただいたけて嬉しかった」と感謝を伝えた。◆及川光博、今年の漢字は“仏”映画から参加となった正門は「みなさんの熱い拍手、本当にありがとうございました。初号試写会を僕も一緒に見ることができたのですが、その時も熱い拍手が起こったのが印象的だった。いま目の前にいるみなさんも、中継先のみなさんも同じ熱量で熱い景色が広がっているのかと思うと、改めてすごいパワーがある作品だと感じています」と挨拶。「過去の放送を見ると、より一層この道のりにすごい熱量と深みが増すと思う。シリーズとしてこれからも楽しんでもらえれば。自由に楽しんでください」と呼びかけた。及川は「思えば正月明けから調理実習ですよ。そしてフランス語の勉強。2、3月とグランメゾンプロジェクトに参加した後に、夏のパリオリンピック」といい、「2024年、及川光博が漢字1文字で表すとしたら…“仏(ほとけ)”です!そんなパリ三昧な1年だった」とフランス漬けの1年を回顧。すると木村が「確かにフランスを漢字1文字で表すと『仏』だけど、“ほとけ”だけ聞くと一瞬ドキッとする」とツッコんでいた。この日、小林シェフらが用意した特製の“エッフェル塔ケーキ”で封切りをお祝い。ステージに登場すると、その細かさにキャスト陣は目を丸くしていた。◆木村拓哉主演映画「グランメゾン・パリ」本作は、2019年にTBSの日曜劇場枠(毎週日曜21時)で放送され、多くの作品ファンを生み出したドラマ「グランメゾン東京」の続編。映画では日本を飛び出し、フランス料理の本場・パリが舞台となる。丁寧な演出と豊かな表現力で、多くの視聴者の心を鷲掴みにしてきた塚原監督と脚本・黒岩勉氏のタッグが続投。新キャストを迎えてチーム・グランメゾンの奮闘を描く。(modelpress編集部)【Not Sponsored 記事】