このたび主題歌に決定した「Faster than me」は、シンガーソングライター・iriの最新楽曲。作詞・作曲は音楽プロデューサーの小袋成彬が務め、「過ぎゆく日々が書き換えた思い出/あなたの背中ばかり浮かぶの」「君が当然いると思っていたよ毎日/だから振り向かないで私の前で」と、横浜演じる“沼男”漣と、その魅力に惹きつけられる南演じる美羽の関係性を想起させるような、恋愛感情における繊細な心情をメロウな曲調にのせて表現している。主題歌決定に際しiriは「漣、美羽の物語をイメージしながら歌わせていただきました」とし、「ドラマをご覧になる皆さんの気持ちに寄り添うことが出来れば嬉しい」とコメントを寄せている。
また、本作の音楽プロデュースは、Yaffleと小袋成彬を中心に活動するミュージック・クリエイティブカンパニーTOKAが担当。Yaffle、knoak、桜木力丸、FOUXが参画し、uin、Reo Anzaiなど各ジャンルで活躍している気鋭のプロデューサー陣とともに劇版を手掛けています。挿入歌には、chelmicoより鈴木真海子、AAAMYYY、ROTH BART BARONの三船雅也、オープニング楽曲にはFriday Night Plansなど今注目の豪華アーティストも参加し、本作のために制作したトラックにのせて、ドラマの世界観に華を添えている。
◆「わかっていても the shapes of love」予告映像公開
そして主題歌の決定に伴い、本作の本予告映像も公開。美術大学の特別講師として赴任した漣と、同じ美大で助手を務める美羽の出会いや、バーでの運命的な再会、初めて一夜を共にした日のこと…関係性が徐々に変化していく2人の様子を、主題歌「Faster than me」にのせて描いている。「望んではいけないとわかっていても…」と思いを募らしながらも、漣がまとう艶やかな魅力にどうしようもなく惹かれてしまう美羽。約束のない関係が続いていくと思われた2人の関係性にも次第に変化が?そして、周囲に対し明確な感情表現をあまりしない漣が涙をこぼしたわけとは?
◆iriコメント 今回、小袋くんがドラマの世界観に沿って制作された「Faster than me」を、漣、美羽の物語をイメージしながら歌わせていただきました。この楽曲がこれからドラマをご覧になる皆さんの気持ちに寄り添うことが出来れば嬉しいです。
◆中川龍太郎監督コメント
ご縁あって、学生時代に知り合わせていただき、それからずっとそのご活躍を追いかけていた小袋成彬さんとご一緒できると決まったとき、とてもワクワクしました。自分の原点である『走れ、絶望に追いつかれない速さで』に歌声を捧げてくださったことは一生忘れられない思い出です。Yaffleさんのことも、共通の友人が多く、ずっと近しく感じていました。日本版の『わかっていても』は、1話ごとに1人ずつの人物にフォーカスされる構成になっています。すべての人間がそれぞれの人生においては主人公であるように、1人ずつに主題となるメロディを作ってもらっています。彼らの心を代弁する音楽を統括してくださったYaffleさんは、この物語のもう1人の主人公です。南沙良さん演じる美羽の心の声をイメージしたとき、iriさんの歌声はぴったりハマってくるのではないかと感じました。繊細で静かに見える美羽の、心の中の激しさ。iriさんの切実さと力強さのこもった歌声が、美羽の心を表現してくださったと思っています。流星さん演じる漣の秘められた感情があらわになる時、物語を鮮やかに彩ってきてくれた"Faster than me"にある魔法がかかり、漣の、そしてふたりの物語が音楽を通して、成就します。その瞬間まで、ぜひ目を離さず、このラブストーリーを見届けてください!