【モデルプレス=2024/11/14】2025年1月より放送される脚本・バカリズムと「ブラッシュアップライフ」チームによる連続ドラマのタイトルが「ホットスポット」に決定。主演を女優の市川実日子が務める。【写真】バカリズム、夢眠ねむさんと“結婚までに7年”かかった理由◆市川実日子主演「ホットスポット」脚本は「架空OL日記」で向田邦子賞、「ブラッシュアップライフ」で橋田賞脚本賞や、「Asian Television Awards 2023」最優秀脚本賞を受賞するなど、その才能を発揮し続けるバカリズムが担当。国内外の賞を28冠獲得した「ブラッシュアップライフ」チームと再びタッグを組み、オリジナルドラマを制作する。主演を務めるのは、主演映画でモスクワ国際映画祭最優秀女優賞を受賞し、映画「シン・ゴジラ」(2016)で毎日映画コンクールや日本アカデミー賞など数々の賞を受賞してきた実力派俳優・市川。なお、市川は民放連続ドラマ初主演となる。舞台は、日本が誇る富士山の麓にある山梨県のとある町。ビジネスホテルに勤めるシングルマザーの主人公・遠藤清美(41)が、ある日ひょんなことで宇宙人に出会ったことから物語は展開する。もし彼女がピュアな少女だったら、宇宙人と友情を育み、正義のために巨悪と戦う…というような青春冒険活劇が始まりそうなところだが、世の中の酸いも甘いも経験してきた大人の清美は、宇宙人の機嫌を損ねないレベルで仕事や私生活のちょっとした事件の解決をお願いする。「ブラッシュアップライフ」のキャッチフレーズが「地元系タイムリープ・ヒューマン・コメディー」だったのに対し、今回の「ホットスポット」は「地元系エイリアン・ヒューマン・コメディー」。小さな田舎町の平凡な日常と宇宙人というファンタジーの融合がどんな物語を生み出すのか?発表されたイントロダクションにも「不思議な出来事が起こったり起こらなかったりする」とあるようにバカリズムならではの一筋縄ではいかないSFドラマが期待される。バカリズムは「地元にエイリアンが来る、人間のコメディーです。ぶっ飛んだ話というと、多分全然ぶっ飛んでねーじゃんってなると思うんで。ものすごく地味なお話ですね」と言い、主演の市川も「時々声を出して笑ってしまうくらい可笑しくて、ひとってなんだか可愛らしい生き物だなと感じました」とコメント。詳しい内容やキャストは、1月の放送に向けて徐々に明らかになっていく。(modelpress編集部)◆市川実日子コメントQ.本作の主演のオファーを受けた際の感想、バカリズムさんの台本を読んだ感想を教えてください。最初はとてもびっくりしましたが、「全スタッフキャストが、きちんと食べて・きちんと休む。生活環境が整った現場作りを目指します」というこのチームの志を伺って、共感し、そんなチームからお誘いいただけることを嬉しく思いました。バカリズムさんの脚本は、時々声を出して笑ってしまうくらい可笑しくて、ひとってなんだか可愛らしい生き物だなと感じました。Q.主人公・遠藤清美はどんな人ですか?どのように演じていきたいですか?清美は山梨県に生まれ育ち、子育てをしながら仕事をして。ひたむきに朗らかに日常を過ごす女性です。ある出来事から、地元の幼馴染と頻繁に会うようになります。面白い脚本なので、面白いって思わずに演じたいです。Q.演じるにあたって、楽しみにしていること会話劇で台詞のやり取りがとても多いので、お会いする共演者のみなさんが口々に「練習しましょう。協力していきましょう」と、イン前から手を取り合う空気感になっています。どんなチームになっていくか楽しみです。Q.富士山の麓に住む主人公が宇宙人と出会うお話ですが、宇宙人はどんな存在ですか?私はまだ宇宙人に会ったことがないのですが、実は、もう地球で一緒に暮らしているかもしれないな…と、考えることはあります。これからの地球では、今よりもっと自然なこととして宇宙人が存在していくかもしれないし、もしかしたらこの作品は、少し先をいっているドラマなのかもしれないとも思いました。Q.視聴者の皆さんへ、見どころを教えてください。この作品の登場人物たちの会話は、日々、日本中のあちらこちらで繰り広げられているような会話なのかもしれません。観てくださった方に、「あ、私の日常って、実は愛おしいものなのかも…」と思っていただけるような、「日曜日の夜はホットスポットがある!」と楽しみにしていただけるような作品になったら、うれしいです。◆バカリズムコメントQ.地元系エイリアン・ヒューマン・コメディーとは?本当に地元にエイリアンが来る、人間のコメディーです。まんまです。ぶっ飛んだ話というと、多分全然ぶっ飛んでねーじゃんってなると思うんで。ものすごく地味なお話ですね。宇宙に関係する。Q.なぜ、今度は「宇宙人」?連ドラで宇宙人って、あんまりないし、いいんじゃないんですか?と。このドラマの設定自体、最初に提出したときは2行ぐらいしか書いてなくて。企画を3つぐらい出したときの1番下。それが水野(格)監督的に1番見えなかった。全く想像つかないのでこれにしませんか?と。今は考えてますけど、企画の数合わせで出したから、これになると思わなかった。連ドラで急に宇宙人とかないじゃないですか?だからボツになると思ったんですよ。話していくうちに、これにしていきましょうかと。「E.T.」とか「ストレンジャー・シングス」とかあるじゃないですか、ヒットした宇宙ものというか、そういうのをものすごくスケールの狭いシチュエーションでやったらおもしろいかな?って感じです。第一、まだ結末も決まっていないぐらい、本当に書きながら考えているので。嘘をついていいならめっちゃ言いますけど。巨大宇宙船が来て、大戦争をして。全編CGで!(嘘です)。Q.ドラマの見どころは?見どころは、本当に大したことが起こらないんで、事件自体は。宇宙って壮大なスケールを想像されると、そういうことでもないと思うので、だから本当に過度な期待はしないで、気楽に見てほしいです。ドラマの始まる前ってあおるじゃないですか。こちらは見てもらった後の心配してるから、そこのせめぎ合いなんですよね。あおる宣伝とプレッシャーをかけられる演者と。ちょうどいいとこ探してるんですけど。でも面白いは面白いと思いますので、もう気楽に見ていただければな、と思います。普通に楽しいですよ。でも、宇宙人も出てきます。宇宙人がめっちゃ出てきます。遂に、宇宙人がTVに映ります。Q.市川実日子さんへ言いたいことめっちゃ気楽に楽しくやってほしい。セリフとか全部変えちゃっていい。ずーっとたわいもないことを話しているので。◆小田玲奈プロデューサーコメントまず、脚本のバカリズムさんを筆頭に「ブラッシュアップライフ」のチームで再び連ドラを作れることにこの上ない喜びを感じています。升野さん(バカリズム)が考えたキャッチフレーズは「地元系エイリアン・ヒューマン・コメディー」。そう、今回は宇宙人が登場します。「タイムリープ」の次は「エイリアン」…どうかしてます(笑)。ただ!今回もファンタジーな設定ながら、描かれていることは「ごくごく普通の日常」です。宇宙人が出るのにドラマチックなことが全然起きません。でもだからこそ可笑しくて、愛しくて、尊い…。バカリズムワールド全開な作品になっています。とにかく脚本が面白いです。さすがです。主役は市川実日子さん。田舎町でのびのび呼吸をしている主人公を想像した時に、市川さんの顔が思い浮かびました。先日、本読みをした際に、台詞を喋っているとは思えないぐらいナチュラルで、世界観にぴったりハマっていました。すご~くイイので、はやく皆様にお見せしたいです。前回、有り難いことに国内外でたくさん賞をいただき、プレッシャーが無いと言えば嘘になりますが、せっかくなので、より面白いドラマを作ろうとキャスト・スタッフ張り切っています。升野さんはいつも「できるだけハードルを下げて」とおっしゃっていますが、あえて言わせてください、皆さん待望の!地元系SFシリーズ第二弾!「ホットスポット」どうぞご期待ください!【Not Sponsored 記事】