あなたは、どんなおにぎりの具が一番好きですか?
今回MOREDOORでは、お弁当にまつわるエピソードをご紹介します。
※当事者の声はさまざまです。あくまで一例として、ご参考にして頂ければ幸いです。
26歳、Oさんの場合
私が小学生の頃の話です。
公園にみんなで遠足に行く日に、母がお弁当を作ってくれました。
普段は給食があったので、私は久しぶりの母の手作りお弁当を楽しみにしていました。
お昼休憩になり、お弁当箱の蓋を開けると、おにぎりが2つと卵焼きやウインナーなどが入っていました。
おにぎりを食べると……
おにぎりを1つ取って食べ進めていると、私の好物の梅干しが入っていました。
しかし喜んで梅干しをかじると、なぜかものすごく甘い味がしたのです。
明らかに梅干しではない甘さだったので母に問い詰めると「そんなわけはない」と言いながら冷蔵庫を開けました。
冷蔵庫には、瓶詰めされたあんずが入っていました。
それを見て母が「ごめんごめん。寝ぼけてたみたい」と笑って言いました。
寝ぼけながら梅干しとあんずを間違えた母の姿を思い、頑張って作ってくれたのだろうなとほっこりした気持ちになりました。
疲れている中でも、娘のために一生懸命お弁当を作ってくれた母には感謝しなければ、と思いました。
(26歳/会社員)
梅干しではなくあんずだった
梅干しだと思って食べたものが、あんずだったというOさん。
酸っぱい味を想像している時に、口の中に甘味が広がると、驚いてしまいそうですよね。
皆さんは、ほっこりするようなお弁当エピソードは何かありますか?
※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。
(MOREDOOR編集部)
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