中には、遅れそうになったものの、駅員さんの声かけで無事に乗ることができたケースもあるようです。
今回MOREDOORでは、駅での思いがけない対応エピソードをご紹介します。
※当事者の声はさまざまです。あくまで一例として、ご参考にして頂ければ幸いです。
31歳、Tさんの場合
東北の田舎に住んでいます。
当時の私は、電車を乗り継いで2時間のところにある学校に通っていました。
冬はとくに始発(6時前)でないとほぼ間に合いません。
近くに駐車場もないので、少し離れたところに車を停めて、歩いて駅まで向かっていました。
ある日、雪が膝より高く積もり、なかなか前に進むことができず、始発の時間に遅れてしまいそうでした。
駅に着いたのは出発時間の2分前で、改札までも距離があり、さらにホームまでも階段があります。
諦めかけていると……
「これは絶望的だ。車に戻って、車で向かった方がいいかな」と思っていたところ、「待っててもらうから、大丈夫だよ。気をつけて」と駅員さんが声をかけてくれました。
転ばない程度に小走りで向かい、無事に乗ることができました。
ありがたさと申し訳なさでいっぱいで、私のせいで到着時間が遅れたらどうしようと焦っていましたが、到着時間が次の駅からずれることなく、「運転手さんの技術もすごい!」と思いました。
そのときの心情は?
2時間もかけて学校に行くのはしんどいと思っていましたが、応援してもらっている気がしてやる気が出ました。
臨機応変な対応の大切さと、改札と運転手の連携の重要さを学びました。
おかげさまで、学校を卒業し、保育士資格を取得して、保育士として働いています。
(31歳/保育士)
温かいサポートに……
大雪の日に遅れそうになったものの、駅員さんの声かけで始発に間に合ったというエピソードをご紹介しました。
人の温かいサポートがやる気を引き出してくれることもありますよね。
皆さんは、駅で思いがけない対応をしてもらった経験はありますか?
※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。
(MOREDOOR編集部)
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