山田杏奈NHK土曜ドラマで主演 「リラの花咲くけものみち」制作決定 | NewsCafe

山田杏奈NHK土曜ドラマで主演 「リラの花咲くけものみち」制作決定

社会 ニュース
山田杏奈(提供写真)
【モデルプレス=2024/09/28】2025年2月1日から放送予定のNHK土曜ドラマ「リラの花咲くけものみち」(総合テレビ/毎週土曜夜10:00〜10:49/全3話)の制作が決定。主演は、女優の山田杏奈が務める。

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◆山田杏奈主演「リラの花咲くけものみち」制作決定

第7回未来屋小説大賞に続き、第45回吉川英治文学新人賞をW受賞した原作を、連続テレビ小説「スカーレット」、ドラマ10「満天のゴール」の水橋文美江氏の脚本で、主演に山田を迎え、豪華キャストでドラマ化。次々に試練が訪れる「いのち」の現場で、訳あって引きこもっていた少女が、少しずつ成長し、ひたむきに“生きる意味”を見つけていく、見る人を勇気づけるドラマである。

山田演じる岸本聡里(きしもと・さとり)は北農大学獣医学群の学生。小4で母を亡くしたあと父の再婚相手とうまく行かず、中学の3年間は愛犬のパールと共に引きこもっていた。祖母・チドリに引き取られ、高校はチャレンジスクールを卒業したが、人付き合いは大の苦手。聡里の同級生で、寮のルームメイトである梶田綾華(かじた・あやか)を演じるのは當真あみ。医者一家なのに医学部に落ちたというコンプレックスを抱えている。いわゆる“コミュ障”な聡里を始めは毛嫌いするが、やがてその芯の強さを認め、親友となる。

聡里の同級生、久保残雪(くぼ・ざんせつ)役には萩原利久が決定。父が鳥類学者で、本人も鳥類オタク。暇さえあれば野鳥の観察に余念がなく、放っておくと鳥のことばかり話している。聡里のことは常に気にかけ、窮地に陥ると必ず駆けつけてくれる。獣医学類の上級生で、男子寮の寮長・加瀬一馬(かせ・かずま)を演じるのは、佐藤寛太。加瀬は動物保護のボランティアをしている。優しい先輩で人の長所を見つけてほめるため、聡里から恋心を抱かれるように。だが夏菜との関係が気になるところ。

一馬のバイト先、ナナカマド動物病院の院長・久恒(ひさつね)先生役には山崎静代。保護犬や保護猫は無償で診ている。聡里はこの病院に出入りし後にバイトもするようになる中で、ペット=「伴侶動物」の獣医学を実地に学ぶ。牛、馬など家畜=「産業動物」「大動物」専門の獣医師・能見正也(のうみ・まさや)は甲本雅裕が演じる。聡里が最初に立ち会った馬の出産で、母馬を救うためにやむを得ず厳しい選択をし、獣医師という仕事の厳しさを身をもって教える。

獣医学類の上級生で、女子寮の寮長・静原夏菜(しずはら・なつな)役には石橋静河が決定。役獣医師だった父を早くに亡くし、母方の実家である牧場で馬と親しみながら育った。しっかり者で時に厳しい一面もあるが、面倒見がよく頼りになる先輩である。そして、聡里の母方の祖母・牛久チドリ(うしく・ちどり)を演じるのは風吹ジュン。病弱だった娘が他界した後、残された聡里が引きこもってしまったのを見かねて引き取り、獣医師を目指すまでに立ち直らせた。いつもシャンとしていて、明るくポジティブ。聡里の心の支えである。(modelpress編集部)

◆原作・藤岡陽子氏コメント

『リラの花咲くけものみち』は北海道を舞台にした、獣医学生たちの6年間を描いた物語です。獣医師を目指して数々の試練を乗りこえていく主人公の岸本聡里と、彼女を支える周りの学生たちが、大自然に育まれ、強くなっていく姿を応援していただきたいと思います。美しい北海道の四季、そして私の胸の内でいまもなお瑞々しく生き続けている彼らの姿を映像で観られる幸せを、心からかみしめています。

◆脚本・水橋文美江氏コメント

救える命、救えない命。寄り添うこと、突き放すこと。友情と恋愛。再生と別れ…。藤岡陽子さんの原作のリアルさに圧倒されつつ、その根底に流れる優しさ、人や動物に対するあったかな眼差しを見失わないよう、真心込めて描きました。誰かの心にそっと勇気と希望が灯ることを願って。

◆制作統括・黒沢淳氏コメント

この名作を映像化したいと思った日から、獣医師さんや獣医学類の学生さんの取材を重ねて参りました。共通しているのは、みんな曇りのない澄んだ目をしていること。“言葉が話せない動物を私が救う!”と希望に溢れる1年生。300キロ以上ある大動物に、笑顔で治療を施す上級生や獣医師さん。北海道の広大な草原や美しい雪景色の中で、“命の選択”や“生まれてくる意味”に葛藤し、恋に破れ、仲間と支え合いながら未来を見据えていく、若き勇者たちにエールをお送りください。涙と笑いが詰まった“生命のエンターテインメント”、ここに開幕です。

◆あらすじ

春、北海道。見渡す限り原始林が広がり、初夏にはリラの花も咲き誇る白樺の並木道を、18才の聡里さとりは歩いていた。今日から大学で寮生活をしながら獣医学を学ぶのだ。3年前まで引きこもっていた聡里は、今は亡き犬のパールだけが友だちだった。見かねて聡里を引き取った祖母・チドリとの生活で少しずつ立ち直り、大好きな動物たちを救うため獣医師になろうと考えた。祖母と離れ、見知らぬ土地で一歩を踏み出した聡里にとっては、見るものすべてが新しい。初めて学ぶ獣医学、初めての共同生活、初めてのアルバイト。初めての友情、初めての恋…。馬・牛などの「産業動物」や、犬・猫などの「伴侶動物」、飼い主や獣医師たちとの出会い、そして喜びも悲しみも分かち合える仲間たちとの出会い。だが、救いたくとも救える命ばかりではない。命が生まれる瞬間に心震えたかと思えば、無情な死が訪れ心が折れそうになる。時には命の選択を迫られることも…。逃げ出したくなったり、無力感にさいなまれたり、答えの出ない問いに悩んだり。次々に試練が訪れる「いのち」の現場で、頼りなかった聡里はゆっくり、少しずつ成長し、ひたむきに“生きる意味”を見つけていく。

【Not Sponsored 記事】
《モデルプレス》

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