景井ひな「恩返しがしたい」両親の反対押し切り芸能界へ 活動5年で夢が叶った“推し”の仕事・忘れられない経験【インタビュー完全版前編】 | NewsCafe

景井ひな「恩返しがしたい」両親の反対押し切り芸能界へ 活動5年で夢が叶った“推し”の仕事・忘れられない経験【インタビュー完全版前編】

芸能 モデルプレス/ent/wide/show3
モデルプレスのインタビューに応じた景井ひな(C)モデルプレス
【モデルプレス=2024/07/14】TikTokのフォロワー数1000万人超えを誇るクリエイターでタレントの景井ひな(かげい・ひな/25)は2024年で芸能活動5年目に突入する。そんな節目を迎える彼女にモデルプレスがインタビュー。これまでの活動について振り返ってもらい、辛かった経験、芸能界入りする前に交わした両親との“約束”などを明かしてもらった。<前編>

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◆景井ひな、芸能活動経て実感した変化

― 芸能活動5年目に突入する中で、これまでのお仕事や世間からの評価などを振り返ってみていかがですか?

景井:今、自分のやりたいことをやれているので満足しています。でもまだまだやりたいこともあるので、そのために頑張ろうと思えます。

それこそ俳優業は、最初は批判的なコメントが多かったんです。「クリエイターはSNSの中だけでやってほしい」「テレビには出てこないで」という声もありましたが、何を言われても出続けるようにしていましたし、いろいろな作品に出させていただくことでそういった声は消えていって、徐々に受け入れられてきているのだと実感して嬉しかったです。TikTokに出始めた頃も、なにか否定的なことを言われとしても“認められないんだったら認めさせてやる”くらいの勢いで頑張っていました。

またバラエティーに呼ばれたときは、トークが上手な方を参考に毎回勉強して「今度はこうやって喋ってみよう」と一つひとつの現場で吸収しています。次に呼ばれたときに実践していくと、「ひなちゃんって意外と喋れるんだね」と言っていただけたことがあり、嬉しかったです。

― 反骨精神から積み重ねてきた賜物なのですね。ちなみに参考にされていた方とは?

景井:若槻(千夏)さんです。若槻さんが出演されているバラエティー番組はほとんど観ていますし、あまり良くないかもしれないですがTikTokの切り抜きでもチェックしています。人を引き付ける喋り方や間がすごく上手だなと参考にさせていただいています。最近ではバラエティーを観て「自分だったらこの質問に対してどう答えるかな?」と出演者目線で考えながら観ていることもあります。

◆景井ひなが抱えるトラウマ・前進する現在

― これまでのお仕事で一番嬉しかった経験を教えてください。

景井: K-POPの中で今一番推しているBLACKPINK(ブラックピンク)に関するお仕事ができたことです。SNSを頑張った結果、ラジオのレギュラーを持たせていただけて、その中でK-POPやBLACKPINK推しを発信していたら夢が叶いました。ご本人たちにはお会いしていませんが、推しと間接的に関われるお仕事ができてすごく嬉しかったです。

― 逆に辛かったことは?

景井:お仕事で辛かったことは本当になくて、全部楽しいんですよね。ただSNSでの周りからの反応で辛かったことはありました。私が友人との写真をSNSに上げたとき、その友人の悪口を書かれてしまったんです。もちろん自分に対しての誹謗中傷も辛いですが、自分が上げたことによって大切な友達の批判を受けたとき、「私が上げなければ友達はなにも言われなかったかもしれない」という罪悪感がありました。やっぱり自分が大事にしている人だからこそ、悪く言われてしまうのは傷つくじゃないですか?投稿はすぐに削除しましたが、私の行動一つで周りの人を巻き込んでしまうんだなと実感した瞬間でした。その出来事があってからは、自分の友達が写っている写真をあまり載せないようにしています。そこは自分を守るためでもあるし、周りを傷つけないためでもあります。

― SNSの怖さを知った瞬間だった。

景井:もちろん自分自身が炎上したときや、誹謗中傷を受けたときにSNSの怖さというのは実感しましたが、自分の大切な人を巻き込んでしまったことは、本当にしんどかったですし、辞めたいな、引退したいなと思った瞬間でした。

― それでも活動を続けられる強さを感じます。この出来事をどのように乗り越えられたのですか?

景井:誹謗中傷している人は一定数いますが、それよりも何倍も応援してくれる方がいるので「その方たちの声を聞かなきゃ」と思い、無理にでも前を向いて乗り越えていきました。

◆景井ひな、両親の反対押し切り芸能界入り

― 悩みがあったとき、家族や友人に相談されますか?

景井:私はあまり相談しないタイプなんです。かなり気にしいでネガティブなので、想像しなくてもいいようなネガティブなことを考えては気にしてしまいますが、それでも頑張ろうと思えるのは、元々、親の反対を押し切って芸能活動を始めたので、その恩返しをしたいという想いがあるからかもしれないです。芸能界はどうしても浮き沈みが激しい世界で、親からは安定した職業に就いてほしいと言われていたところを、無理矢理飛び出してきたので、恩返しがしたいと思っています。あとはずっとこうして5年も応援してくださるみなさんに、もっと良い姿が見せられたらなと。自分の目標の一つとして、全国各地で会えるイベントをやりたいなと考えているので、それぐらい大きくなるためには、とりあえず今は頑張らなきゃと思っています。そういう夢を持っていると自然と未来に向かって頑張ろうという気持ちになります。

― 現在はご両親も景井さんのお仕事を応援されているのですか?

景井:はい。今はちゃんと応援してくれていて、雑誌に載ったら「見たよ」「買ったよ」と言ってくれたり、「次テレビいつ出るの?」と聞いてくれたり、マメに連絡を取り合っています。元々「2年間でダメだったら帰ってこい」という約束のもと出てきたので、2年目でちょうど親に電話して「どう?大丈夫かな?」と聞いたら「今頑張っているみたいだし、もうちょっと頑張ってみたら?」と言ってくれて、そこで「あ、もしかして認めてくれたのかな?」と感じました。

◆景井ひな、初海外「カンヌ国際映画祭」での思い出

― 2023年にはTikTokの功績が認められ、クリエイターとして「カンヌ国際映画祭」に参加されていましたが、印象に残っていることはありますか?

景井:実はカンヌが初海外だったんです。周りからも「初海外がカンヌってすごいね」と言われるのですが、本当に自分でもすごい経験をさせていただいたなと思っています。初めて海外の地に足をつけた瞬間の雰囲気や空港のゲートを通るドキドキ感がたまらなくて、どこを見ても初めて見る景色ばかりで、いろいろな言語が飛び交っていて、すごくワクワクした感覚は今でも覚えています。

その中でも特に印象に残っているのは、レッドカーペットを歩かせていただいた後に、歩いた人だけで映画館に入って映画を観る時間があるんです。そのときに観たのがレオナルド・ディカプリオさんの主演の作品で、ご本人も一緒にいたんですよ!レオナルド・ディカプリオさんの作品をレオナルド・ディカプリオさんがいる空間で一緒に観るという、考えられないような贅沢な経験になりました。映画が終わった後も10分以上のスタンディングオベーションで拍手が鳴り止みませんでした。現地の方が心から作品を楽しんでいて、映像作品に対する熱い想いが拍手で伝わってきて、泣きそうになりました(笑)。その感情は今でも忘れられません。

― この経験を通じてまた新たな夢も?

景井:そうですね。そのときは、クリエイターとしてレッドカーペットを歩かせていただきましたが、今は俳優としても頑張っているので、いつかは俳優としてレッドカーペットを歩いて、自分が出演した作品をみんなに観てもらいたいです。

― 今後の俳優業の一つとして、映画「逃走中 THE MOVIE」(7月19日公開)の出演も控えていますよね。作品には、様々なフィールドで活躍中のキャストが勢揃いしていますが、撮影はいかがでしたか?

景井:クロちゃんさんと一緒のシーンに出るのですが、何がどう起きるか分からないハラハラ感があり、今まで見たことないような装置が置かれていて驚きました。現場はとにかくみなさん仲が良くて合間もずっとみんなでお話していました。クロちゃんさんとはTikTokも撮って、多分上映が近くなったら上げるので、ぜひ観ていただけたら嬉しいです(笑)。

★インタビュー後編では、最近の俳優業から自分磨き、夢を叶える秘訣を語ってもらった。(modelpress編集部)

◆景井ひな(かげい・ひな)プロフィール

生年月日:1999年2月19日
出身:熊本県
身長:158cm
血液型:A型

TikTok活動開始からわずか1年でフォロワー数が国内女性1位に。「可愛さ」と「面白さ」が両立した動画コンテンツや、 ハイレベルなファッションセンスにも注目が集まり、 Z世代を中心に支持されている。また女優業でも活躍しており、近年の主な出演作はドラマ「チェイサーゲーム」(2022年)、「商店街のピアニスト 永遠の調べ」(2023年)など。7月19公開予定の映画「逃走中 THE MOVIE:TOKYO MISSION」の出演も控えている。

【Not Sponsored 記事】
《モデルプレス》

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