俳優としてはTBS系ドラマ「不適切にもほどがある!」で主演の阿部サダヲの娘役・小川純子として一躍ブレイクを果たした河合優実(23)、アーティストとしてはサバイバルオーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS」から誕生した11人組ガールズグループME:I(ミーアイ)がそれぞれ上半期を代表する活躍を見せた。Number_i(ナンバーアイ)の平野紫耀(27)は音楽活動はもちろん、個人、グループともに数々の大手企業と契約しCM抜擢が相次ぐなどジャンルレスに存在感を発揮し、グループの快進撃を象徴している。
King & Prince永瀬廉は、2023年の同ランキングから2年連続首位をキープ。1月期日本テレビ系ドラマ「厨房のありす」に続き、4月期テレビ朝日系ドラマ「東京タワー」では、初の恋愛ドラマ主演で人妻に恋い焦がれる青年を熱演し、見逃し配信総再生回数は1000万回を突破した。2クール連続ドラマ出演に留まらず、6月のNetflix映画「余命一年の僕が、余命半年の君と出会った話。」の配信も控え、俳優として一層存在感を示している。5月23日にはグループがデビュー6周年を迎え、ついにサブスクを解禁。さらに新会社「King & Prince株式会社」を設立し、最前線で新たなフィールドに立とうとしている。
TBS系ドラマ「Eye Love You」の主題歌として話題を集めたOmoinotake「幾億光年」(2月28日リリース)が3位に。ドラマのために書き下ろされた同曲は、愛する人への変わらない思いを歌っており、本宮侑里(二階堂ふみ)とユン・テオ(チェ・ジョンヒョプ)の恋模様を歌詞から考察していたという声や、同曲を聴くだけで数々の名シーンが浮かんでくるといった声が寄せられ、ドラマとともに話題を呼んだ上半期の代表曲と言える。
2024年も大型ルーキーが多数誕生したK-POP界。各アーティストがせめぎ合う中、見事1位に輝いたのは、HYBE LABELSが開催したサバイバル番組「R U Next?(アーユーネクスト/通称:アユネク)」から誕生したILLIT(アイリット)のデビュー曲「Magnetic」(3月25日リリース)だ。耳に残るメロディと磁石のN極とS極をイメージしたキャッチーな振付がポイントで各音楽チャートを席巻し、“夢のチャート”と呼ばれるビルボード「ホット100」ランクインではK-POP史上初の快挙を達成。“ゆめかわいい”バズ曲に世界中が夢中になった。
2位は、二階堂ふみ主演「Eye Love You」。目を見ると相手の心の声が聞こえてしまう“テレパス”の能力を持つ本宮侑里(二階堂)と超ピュアな年下韓国人留学生テオ(チェ・ジョンヒョプ)のファンタジック・ラブストーリーで、“だるまさんがころんだキス”や、心の声での告白など、歴史に刻まれる胸キュンシーンを多数生んだ。その人気は国境を越え、韓国Netflixでも上位を獲得する快挙も成し遂げた。