【モデルプレス=2024/05/10】KinKi Kidsの堂本光一が作・構成・演出を手がけ、主演を務める舞台『Endless SHOCK』の2018回公演カーテンコールが5月9日、帝国劇場にて行われ、堂本、佐藤勝利(timelesz)、中村麗乃(乃木坂46)、越岡裕貴(ふぉ~ゆ~)、松崎祐介(ふぉ~ゆ~)らが登壇。前田美波里、森公美子、梅田彩佳、屋良朝幸、今井翼らがサプライズで祝福に駆けつけた。【写真】堂本光一の鍛え上げられた二の腕◆堂本光一「Endless SHOCK」新たな記録達成2000年11月の初演『MILLENNIUM SHOCK』以来、堂本が国内ミュージカル単独主演記録を更新し続ける『SHOCK』。2024年は4・5月の帝国劇場(本編・エターナル編同時上演)公演を皮切りに、7・8月は梅田芸術劇場(本編のみ)、9月博多座(本編のみ)、そして11月は再度帝国劇場(本編のみ)と、過去に例のない期間の全国ツアーを予定している。4月22日に2000回を達成し、5月9日夜の部にて森光子さんがライフワークの舞台『放浪記』で1961年から2009年にかけて積み上げた国内演劇の単独主演記録2017回を超え、2018回を達成し、単独1位となった。代役なしの単独主演で2000回を超える上演回数を積み上げるには、主演者の想像もつかないような鍛錬と、常に観客を魅了してやまない舞台の進化がなければ成立しない。光子さんは『SHOCK』の2000年初演から体調を崩す直前の2009年まで毎年観劇に訪れ、堂本を激励した。体調を崩した後も、弁当を届けたり、心からのエールを届けて、同じ道を行く若い俳優・堂本を温かく見守っていた。堂本も楽屋に光子さんの写真を掲げ、先輩へのリスペクトを抱き続け、ついに先輩の記録に、回数の上で達する日が来た。◆堂本光一「Endless SHOCK」2018回達成で梅田彩佳・屋良朝幸・今井翼らサプライズで駆けつけるカーテンコールでは、サプライズで同作の歴代出演者である女優の前田、公美子、梅田、米花剛史、町田慎吾、屋良、今井、今年のライバル役の上田竜也(KAT-TUN)、中山優馬が祝福に駆けつけた。前田、公美子、梅田はそれぞれ6本のバラの花束を手渡し。その後、ステージの盆が周り、2000本のバラで作られたアーチが出現し、そこに上田と中山がしゃがんだ状態で登場した。中山が、花束とアーチのバラの本数を合わせると、同日の記念の公演回数2018本になると説明し、上田は「ちょうど光一くんの身長ぐらいに作ってあって、俺等にはちょっと小さいのでしゃがんでたんですよ(笑)!」とお茶目に話した。さらにスペシャルゲストの登場が続き、今井、屋良らもステージに登場。今井は「大記録達成おめでとうございます。未成年の頃に初めて帝国劇場に立たせていただいてて、光一くんは今でもステージに立ち続けてすごくかっこいいことだと思います」と祝福。過去の同シリーズにゆかりのある巨大なシャンパンを運びながら登場した米花、町田、屋良の3人。屋良は「僕たちも未成年だったし、僕の出演は980何回までいって…2000回もお声がけをいただいたのですが、すみません…辞めました」とにやり。「『Why don’t you dance with me?』を思い出すね」と懐かしのナンバーを口にし「今日は本当にお祝いに来れて嬉しいです」と祝いのメッセージを送った。◆堂本光一「Endless SHOCK」2018回達成で国内演劇単独主演記録1位同日で2018回の公演数を達成した実感がないという堂本。歴代の共演者や後輩の駆けつけに喜びを隠しきれない様子で「不思議な感覚です」と笑み浮かべた。ここまで回数を積み重ねたこれた理由や原動力について問われると「求めてくださる方がいるからというのは大きい。やっぱりお客様はもちろんのこと、スタッフの皆さん、共演者の皆さんもそうですけど、そこにお答えしたいっていう思いが強かった」としみじみ。光子さんが打ち立てた記録を超えたことについては、「森(光子)さんの言葉で『あいつより上手いはずだがなぜ売れぬ』という森(光子)さんを象徴したような言葉がありますが、自分は逆で『あいつより下手なんだから命燃やさないと』」と力強くコメント。「ずっとそう思ってやってきました。自分には何もないですから、正直。 だったら、もうとにかく命を燃やして、輝きをお届けするしかないなと思ってやってきた次第です」と語った。一方で「20代、30代の頃と比べ、ステージに立つことや表現することにちょっと後ろ向きに思うことや自分の輝きの限界があるなと思ったりもすることもあった。でも皆さんがこうやってお祝いしてくれるっていうことは、まだまだ期待してくれているということなのかなと、自分を鼓舞していきたいと思います」と言葉を丁寧に選びながら、率直な思いを吐露した。また、今回の記念公演は光子さんの誕生日であるが、これはあくまでも偶然だという。堂本自身もスタッフとの会話で日にちが重なっていることに気づいて驚いたといい、同作のファンとして知られている光子さんについて「本当に毎年のように来ていただいて。昼夜ある時は必ずお弁当を入れてくださって。いつもずっと支えてくださった」と光子さんとの思い出を振り返る場面もあった。楽屋に、光子さんの写真を飾っている堂本は、同公演前も「行ってまいります」と声をかけてきたとはにかんでいた。◆堂本光一、越岡裕貴&松崎祐介の喧嘩に遭遇?最後に締めの一言を求められた堂本は「僕がいつも通り幕を開けて、いつも通りこうやって幕を下ろせる環境に、その気持ちでいられるのは、本当にここにいる皆さんがそうしてくれているから。その信頼があるからこそ、できるわけであって、ありがたいなと思って」と話し始めたものの「でもちょっと1つだけいいですか?」と切り出し、公演前に越岡と松崎の楽屋を訪れたところ、見たことのない剣幕で喧嘩をしているところに遭遇してしまったと説明した。これに2人は、ちょうど同カーテンコールの打ち合わせをしていたところに堂本が入ってきたため、サプライズがバレないようにカモフラージュのために喧嘩だったと弁明。「今日1日、光一くんに嘘をついていました(笑)」と会場の笑いを誘っていた。◆堂本光一、ファンや共演者に感謝最後に観客や応援してくれているファンへ向けて、堂本は「この景色が見られることは本当に幸せなことですし、今日改めて皆さんの温かい拍手というものをいただいて、こんなに力になるものかという風に感じました」といい、「舞台に立つ仕事は、すごく怖いことでもあるけど、こんなにも自分も幸せになることができるし、皆さんの顔を拝見…あんまり見えていないですけど(笑)見ていると、すごく幸せそうな、幸せそうな顔と言ったら失礼なのかな(笑)本当に高揚された顔をしていて、こんなにも人を幸せにできる仕事につけるってすごく自分自身が幸せなことだなって」と冗談も交えながらコメント。「これからまた新しい自分というものを皆さんにお届けできたらいいなと思っておりますし、 改めて、お客様やこうして周りを見た時に本当に素晴らしい仲間たちがたくさんいるんだいうことを実感できて、本当に幸せな1日でありました。今後ともよろしくお願いいたします。ありがとうございました」と深々と頭を下げて、締めくくった。(modelpress編集部)【Not Sponsored 記事】