【モデルプレス=2024/04/03】20th Centuryの井ノ原快彦が4月3日、都内で開催されたテレビ朝日系ドラマ『特捜9 season7』(毎週水曜よる9時~)座談会&囲み取材に俳優の山田裕貴とともに出席。3月31日に結婚を発表した山田に祝福の言葉を掛けた。【写真】井ノ原快彦の“結婚指輪アピール”ショット◆山田裕貴、結婚発表後の心境語る「いつもの俳優・山田裕貴で頑張るしかない」主任・浅輪直樹を演じる井ノ原は会見の冒頭で、新藤亮演じる山田が女優の西野七瀬との結婚を発表したことを踏まえて、結婚指輪を見せるポーズで会場を沸かせ、和やかな雰囲気でイベントはスタートした。改めて結婚を祝福された山田は、心境を聞かれると「変わらないです。変わっちゃいけないと思っていますし、変わらず日々歩み続けなければなと思っています。ラジオではあえて『イエーイ!』ってやりましたけど、それが全てではないので。どういう風に言っていいかわからない」と結婚報告に葛藤があった様子。また「『おめでとう』とたくさん言ってもらったので、ありがとうを伝えるためにも、面白く伝えたいなって、いろいろ思ったりもしたし。迷いますけど、現場に入れば変わらず普段の、いつもの俳優・山田裕貴で頑張るしかないので」と語った。これに井ノ原は「でも発表の日、2回くらい噛んでたじゃないですか」と本作の撮影での出来事をいじり、山田は「やっぱり人間なんですね(笑)。僕、あんまりないですよね」と返答。井ノ原は「ないですよ。なんかそわそわして、ちらちらちらちらこっちを見るから」と山田の様子を明かした。◆井ノ原快彦、“部下”山田裕貴&西野七瀬の結婚に感慨また、井ノ原から結婚生活のアドバイスを受けたか聞かれると、山田は「すごい素敵なメッセージを送ってくれまして。いつもそうなんですけど、井ノ原さんは。明かすと、どういう風に書かれるか分からない。やめときます」と内容は明かさず、井ノ原は「2人だけの秘密」と笑顔を見せた。さらに井ノ原は、ドラマ(連続ドラマW『シャイロックの子供たち』)で西野が自身の部下役を演じた過去に触れ「部下同士が結婚するっていうのが。銀行と警察の違いはあるんですけど、僕としてはすっごく嬉しくて。『こんな人いるんだ!』って奥様に思ったんですよ。『こんな人いるんだ!こんな素敵な人がいるんだ!』と思って。俺の動物の話をすっげー聞いてくれる」と西野の人柄を絶賛。山田は「動物大好きですから」と笑顔を見せ、井ノ原は「『こんなに素敵な人いるんだ』って思っている2人が結婚してくれた。それを間近で感じられたという、この幸せ」と夫婦の上司として目を細めた。◆井ノ原快彦、山田裕貴の魅力を力説互いの魅力について、井ノ原は「こんなにすごい人、いないと思います」「この『特捜9』以外で見るドラマや映画での山ちゃんと、今ここにいる山ちゃんっていうのが、全然別人のように感じる」「それは俳優としてもすごいことなんですけど、人として、主演を張っている人がここに来て、ふっと昔の役・キャラクター・立場っていうのかな?みんながいる中での素の時のトークが、あの時(シーズン1)のポスターの最初の山ちゃんと印象が変わらない」と返答。「これはやっぱり人間力なのかなって。どこかでいろんなすごいことを経験した人って、持って帰ってくるものもすごく大きいと思うんですけど、また違った人になっている可能性もある」としたうえで「全く変わらない」と山田の印象を語り「食事に行っても、わいわいしている時も、いつも真剣に喋ってくれるっていう。こんな人間力のある人とは、僕はそうそう出会わないので」と絶賛した。これに山田は「井ノ原さんに教わっているからだと思います」と返し、井ノ原は「ちょっと待ってよ~」と照れ笑いを見せていた。◆山田裕貴、井ノ原快彦に泣いて電話した過去そんな井ノ原について、山田は「僕が出会った中で、こんなに人間力がある人を、同じ言葉を使っちゃうので嘘っぽく聞こえてきたら申し訳ないですけど、見たことがないというか、出会ったことがない。だからまずは本当に、『この人と一緒にお仕事するために頑張ろう』みたいな」「井ノ原さんとキャストの皆さんと一緒にやりたいっていうのが、自分の中ですごくシーズン1のところで芽生えたので」と回想。井ノ原の優しく明るい言葉選びに尊敬の思いがあるそうで「自分が苦しい時もあったり、悲しい時もあったり、辛い時もあるはずなのに、一切それが嘘じゃなく、心から出ている。そんな人を僕は見たことがないし。なんなら『あ、ちょっと疲れたな』っていうときも『よし、頑張ろう!』ってなっている井ノ原さんを見ていたら…こういう人が、もうたくさんの人に愛されていますけど、世の中の人に愛されるべき人だし、こういう人になりたい!みたいな、そういう部分がすごくあって。俳優さんっていう部分だけじゃなくて、人としての尊敬がすごすぎて」と憧れの思いを熱く語った。続けて「僕が悩んで初めて泣きながら井ノ原さんに電話したことがあったんですよ。その時に『山ちゃん、これは笑い話だよ。笑いに変えられるよ』って言って励ましてくれたこととかも、本当にめちゃくちゃ嬉しかったです」と告白し、井ノ原は「笑えるよね」と懐かしそうに話した。また同日午前8時58分頃、台湾付近でM7.7の地震が発生したことを受け、井ノ原は「本当に皆さん無事であったらいいなという風に願うばかりです」と当日に地震で被災した地域の人々を気遣い。山田も「地震のこととかもあって複雑な心境ですが、まずは本当に被害がちょっとでも少なくあればいいなと。僕は台湾とかでも撮影をしたことがあったので、台湾の皆さんが心配だなと思いながら。でもそれは撮影したからそこが心配なんじゃなくて、何事も災害があれば、どの地域の人も心配なんですけど…ちょっとでも被害が少なくあればいいなと思っています」とコメントしていた。◆井ノ原快彦主演「特捜9」2018年4月に『警視庁捜査一課9係』からバトンを受け継ぐ形でスタートした『特捜9』は、難事件に挑む個性派刑事たちの活躍と、背景にあるそれぞれの人生模様を丁寧に描いてきた。放送を控える『season7』は、多様性をテーマとしている。(modelpress編集部)【Not Sponsored 記事】