3月16日に行われた愛知公演を皮切りに、同グループ過去最多となる全国5都市を巡る『美 少年 Arena Tour 2024 Gates+』。17公演の総動員数は約19万5千人となる。
メンバーカラーのペンライトが会場を彩る中、高貴感漂うステージに設置された6つの扉からそれぞれ登場した6人。同グループ初のオリジナル楽曲『Cosmic Melody』で幕開けすると、岩崎大昇(※「崎」は正式には「たつさき」)が「Welcome to 横浜アリーナ!着たぞ横浜〜!お前ら騒げるか?1つになれるか?最高の1日にしようぜ!」と盛り上げる。赤髪姿で登場した浮所飛貴は自身のパートで髪を指差しアピール。電撃のイメージチェンジでファンを驚かせた。その後、「Beautiful Love」「吉吉Bang!Bang!」などこれまでのオリジナル曲をミックスしたステージを披露。メンバーの煽りとともに開幕早々会場のボルテージが上がった。
今回の構成には、6人それぞれの個性が光るソロステージも。那須雄登はKis-My-Ft2・藤ヶ谷太輔が自ら作詞したソロ楽曲『Think u x.』を本家さながらセクシーにダンス。ラストで黒の上着を脱ぎ、美しい体を披露すると、会場からは割れんばかりの歓声が響いた。続けて登場した金指一世は、ステージに置かれたサンドバッグに力強いパンチを打った後、King & Prince『ichiban』をオリジナルラップを入れてアレンジ。趣味であるボクシング・作詞・ラップをすべて詰め込んだ魅力溢れるステージを披露し「人生1回しかないんだよ、みんな好きなことやっちゃえよ」と去り際にメッセージを残した。
岩崎は、同ツアーで初披露となった自身が作詞・作曲したオリジナル楽曲「We’re gonna be a star」をファンとともに歌唱。ファンへの思いが伝わる楽曲で、優しく綺麗な歌声が会場を包んだ。浮所が披露したのはSixTONES「Mad Love」。羽毛が飛び散る幻想的な演出や、黒のタンクトップ姿など、DEEPな世界観で終始ファンの視線を釘付けにしていた。