【モデルプレス=2024/03/13】女優の中条あやみが13日、都内で行われた映画「あまろっく」(4月12日兵庫県先行、4月19日全国公開)の完成披露舞台挨拶に、ダブル主演の江口のりこ、共演の笑福亭鶴瓶、メガホンをとった中村和宏監督とともに登壇。撮影中のエピソードを明かし、会場を和ませた。【写真】中条あやみ、美ウエスト&美脚披露で抜群スタイル際立つ◆中条あやみ、大阪の実家から撮影へ「なんて幸せな撮影現場なんやろう」本作は、巨大な閘門”尼ロック”によって水害から守られている街・兵庫県尼崎市を舞台に、年齢も性格も異なる“ツギハギだらけ”の家族を描く人生賛歌。江口(優子役)と中条(早希役)が年齢の離れた“39歳の娘”と“20歳の義母”を演じ、街の“尼ロック”の如く、家族を見守る父を鶴瓶(竜太郎役)が演じる。撮影は約1ヵ月かけて関西で撮影をしたそうで、中条は「私は地元が大阪で、実家から撮影現場の尼崎に向かっていたんですけど、朝早い時間に起きてもお母さんが朝ごはんを作ってくれて『いってらっしゃい』って言ってくれたり、セリフを覚えるときに相手役の優子ちゃんの役をお母さんがやってくれたりして、こんな時間を過ごしながら現場に行けるってないから、家でも幸せな時間やし、現場に行っても大好きなみなさんがいるから、なんて幸せな撮影現場なんやろうって思いながら毎日行っていました」と回顧。劇中でも関西弁で演技をしているといい「こんなにガッツリ関西弁なのはないし、これからもたぶんないんじゃないかなと思います」話した。また、同舞台挨拶の前に取材があったようで、中条は喋りすぎて声がかすれてしまっており「いつもはもっとかわいい声をしてるんですよ」と付け加えて会場の笑いを誘った。◆笑福亭鶴瓶、中条あやみは「まったく気を遣わない」さらに、撮影時の様子を聞かれた鶴瓶は「(互いに)まったく気を遣わないんですよ」とコメント。中条が「ちょっとは気を遣ってくださいよ」と返すと、鶴瓶は「お前も気を遣わへんやん。ひどいよ、この人も(笑)。ほぼ初対面ですよ。全然気を遣わないんですよ。耳に息を吹きかけてくるんですよ」と暴露し、会場を笑わせた。これに中条は「それはちょっと語弊があるんですよ。クランクインしていきなり監督に、商店街を歩くシーンで『もっと夫婦っぽく仲良く歩いてください』って言われたので、距離を一瞬で詰められる方法は何かなと思って思いついたのが“耳フーフー”だったんですよ」と説明。鶴瓶は「“耳フーフー”!あのね、いい歳したおっさんがそんなことされたらずっと残るよ、耳に。今日もしたな」と口を尖らせつつ、「そういう仲ええ感じが映画にも出てますよ」と満足げな表情を浮かべた。◆中条あやみ、江口のりこ&笑福亭鶴瓶は「個性が強い」その後、江口・鶴瓶と共演した感想を聞かれた中条は「2人とも個性が強い(笑)」と話し、「2人に負けないように頑張ろうって一生懸命思っていたんですけど、江口さんの現場でも自然体な姿だったり、こんな私を優しく見守って包み込んでくれて」とコメント。「鶴瓶さんもそうなんですけど、この2人とじゃなかったらあんな自然な感じではできなかっただろうなって思うので、本当に感謝しています」としみじみと語った。そして、鶴瓶が江口について「主役やからすごく責任を持って悩んでいたから、これだけ考えんねんって…。僕も考えますよ、僕もいろいろ考えてやっているんですけど」と語ると、中条は「ええええぇっ(笑)」とにっこり。鶴瓶が「なんやねん。ほんまやねん」と不服そうな表情を浮かべると、中条は「ずっと昼寝してたじゃないですか。台本を覚えんと!」と暴露し返して笑わせ、鶴瓶は「台本覚えんとって言うけど、台本的にはちゃんと喋ったやんか」と問題なく撮影が進んだと主張した。これに江口が「喋ってました。すごいですよ、ほんの何十分かで覚えるんですよ。でも映画を見るとなんの違和感もなく、1番そこにスッと馴染んでいるように見えますし」と感嘆すると、中条は「ずるい!」と吐露。鶴瓶は「いやいや、家でちゃんと下読みをしてきて、初めてかのように見てやるんですよ」とコメントすると、中条は「違う違う、絶対見てない(笑)」と疑いの目を向けつつ、鶴瓶が自分の台本がしわしわだったことを強調すると、中条は「わざとお風呂に浸けてきたんでしょ」と言うなど、仲睦まじいやり取りで会場を和ませていた。(modelpress編集部)【Not Sponsored 記事】