【モデルプレス=2024/03/01】2021年の第1回より毎年行われ、今年4回目が開催される、次世代を担うアナウンサーを発掘するコンテスト「学生アナウンス大賞」。モデルプレスでは第2回のファイナリストにインタビューを行い、当時の思いや「学生アナウンス大賞」の経験について語ってもらった。第1回は聖心女子大学4年、4月よりテレビ局のアナウンサー職に就く大場舞桜(おおば・まお)さん。【写真】4月から某局アナウンサー・大場舞桜さんの笑顔が素敵すぎる◆大場舞桜さん、幼少期から“テレビの世界”意識― アナウンサーやメディアに出演する職業に憧れはありましたか?小学生の時に姉が入院したことがあり、その時に小児科で本来なら外に出て遊べるような年代の子どもたちがテレビの前に集まっているのを見たんです。「テレビってこういう人も見ているんだ」「自分が思っていたよりも多くの人がテレビを楽しみに待っているのかもしれない」と思って、少しずつテレビの世界を意識し始めました。― アナウンサーという夢が明確になった時期は?「素敵だな」というのは昔から片隅で思っていたのですが、あまり現実的ではないと思っていました。でも、進学した大学がアナウンサーを多く輩出していたので、「私も本気で目指してみても良いのかな」と大学が決まった時に考えました。― 迷いはなかったのでしょうか?(アナウンサーに)なれないだろうなって…(笑)。幼児教育の免許を取っていて、姉も幼稚園の先生なので、自分も幼稚園の先生になるという道がある上で、受けてみるだけ受けてみようと思っていました。◆大場舞桜さん「学⽣アナウンス⼤賞」が人生の転機に― これまで、アナウンサーになるためにしていたことはありますか?高校3年生の大学が決まった時にフジテレビのアナトレの説明会に行きました。具体的にスクールにかかる費用を聞いて、大学1年生の間にアルバイトをして貯めて、2年生の頭からスクールに通い始めました。キー局のインターンは大学1年生の時から出していましたが、全く通らなかったです…(笑)。― 「学⽣アナウンス⼤賞」はどのように知りましたか? 友人が電話で教えてくれました。インターンが全て落ちてしまったこともあり、就職活動が本格化する3年生に上がる前から「もう諦めようかな」と思っていたんです。そんな時に、友人が「これだけ出してみなよ」と言ってくれて、悩んだ末に締め切り2分前ぐらいで応募しました。― 2分前の決断が大場さんの人生を変えたんですね。ちょうど直前に、テレビ朝日アスクの授業でESの書き方を教えていただいていたので、その技術を全部使って書いてみて、これで駄目だったら吹っ切ろうと思っていました(笑)。◆大場舞桜さん、自信の1つに「学生アナウンス大賞」― コンテストから2年近く経ちました。今振り返ってみて「学⽣アナウンス⼤賞」の選考や経験は⾃分にとってどのような経験になったと思いますか?面接もカメラテストもフリートークも全部自分では「またここで終わっちゃうんだ」と思っていました。でも、次の選考に呼んでいただけたことで、自分にはわからなくても他の人から見て「何か引っかかるものがあったのかもしれない」「何か自分にも長所があるのかもしれない」と思える自信の1つに「学生アナウンス大賞」がありました。― 「学⽣アナウンス⼤賞」で得た自信が就職活動の糧になっていたんですね。元々は消極的な面接だったのですが、「学生アナウンス大賞」がどれぐらいすごいのか説明する機会が多くあったので、後半は「せっかくなら言わないと勿体ない!」と思って「1000人以上受けていた中の10数人に入っているので、ほぼトップ10だと思ってください!」と思い切ったことを言えるようになりました(笑)。― 『きっかけは、ここにある』という「学生アナウンス大賞」のキャッチコピー通り、自分の「きっかけ」となったと思いますか?思います!参加したことで前向きになれましたし、何事も挑戦してみようと思えるきっかけになりました。◆大場舞桜さんが悲しみを乗り越えた方法― モデルプレスの読者の中には今、さまざまな不安を抱えている読者がいます。そういった読者へ向けて、これまでの人生の中で「悲しみを乗り越えたエピソード」を教えてください。私の場合、諦めようとしていたギリギリのところでミラクルが起きたことが自信の1つとして強くあります。就職活動中、最終試験で落ちた時は「もうダメだ」と思った時もありましたが「次が内定の1歩かもしれない」「きっとチャンスは来るんだ」と1番気分が下がった時にもう1回だけ挑戦してみると、逆に吹っ切れて今までとは違う何かが生まれるような気がします。◆大場舞桜さんの夢を叶える秘訣― モデルプレス読者の中には今、夢を追いかけている読者もたくさんいます。そういった読者に向けて、大場さんが今思う「夢を叶える秘訣」を教えてください。落ち込んだ時の気持ちに負けないことです!「もう時間がないから」「お金がかかるから」と逃げてしまうと、続けないことにはゴールから遠ざかっていくばかりだと思うので、嫌だなと思った時こそ、負の気持ちに負けないで、なるべくゴールを見ることが効果的だと思います。◆大場舞桜さんからメッセージ― これから“夢を叶えよう”と「学⽣アナウンス⼤賞」や様々な活動に挑戦しようとしている⽅に⼀⾔お願いします。私が2年生で初めて「学生アナウンス大賞」に応募した時も、前年度の方のインタビューが掲載されていて、きっとみんな過去にメディアの経験があったりとか、すごく優秀だったりとかあるんだろうなと、それが応募の迷いにもなっていました。でも私のように、何もない人が目指し続けていることで夢を叶えられるということもあるので、自分には何もないと思っている方は、私のような参考例があると思って、是非やりたいことをやり続けてみてください!― ありがとうございました。◆第4回「学生アナウンス大賞」概要表彰式:2024年3月22日(金)※予定参加条件:2024年3月末時点で現役大学生・大学院生であること主催:第4回学生アナウンス大賞実行委員会「学生アナウンス大賞」は、全国の大学生にアナウンサーを目指すきっかけを与えるべく、2021年より発足したコンテスト。参加条件は大学生であることのみ。エントリーは公式LINE(https://line.me/R/ti/p/%40677earei)を友だち追加するだけ。その後、書類審査やオンラインによるグループ面談、カメラテストなどを経て迎えた表彰式にてグランプリが決定。グランプリ副賞特典として、「めざましテレビ」出演権、「アナトレ」受講権、「CanCam」誌面出演権、「モデルプレス」出演権が授与される。(modelpress編集部)【Not Sponsored 記事】
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