【モデルプレス=2024/02/27】女優の清原果耶が27日、都内で行われた「第31回 読売演劇大賞」の贈賞式に出席。初舞台となった「ジャンヌ・ダルク」を振り返った。【写真】清原果耶、SEXYドレスで美脚チラ見せ◆清原果耶「第31回読売演劇大賞」杉村春子賞受賞2023年上演された「ジャンヌ・ダルク」で、舞台初出演にして初主演を務めた清原は、本作での演技が評価され、新人賞にあたる杉村春子賞を受賞。美しい脚が際立つスリット入りのロングドレスで華やかに登場した。プレゼンターとして登壇したのは、2023年に同賞を受賞した大原櫻子。「去年、私はこの賞をいただき、これからさらに演劇に貢献したい思いが強まり、また舞台に立つ人間として、改めて気が引き締まる思いでした。ここからが始まりだと感じました」と回想した。続けて「今回、キャスト総勢110人を超える巨大なカンパニーの先頭に立ち、初舞台にして初主演という大役を担った清原さんは、まさにジャンヌダルクのような気持ちで舞台に立ち向かわれたのではないでしょうか。映像の芝居とは違う景色、生の演劇の怖さ、高揚感、緊張感…。私も自分の初舞台のことは今でも鮮明に覚えています」と話し、「目の前に立ちはだかる大きな壁を乗り越えた清原さんに、心から祝福の意を込めてお渡しさせていただきたい」とトロフィーを授与した。清原はトロフィーを抱え、スタンドマイクの前に立ちと「緊張しています」と手で胸を押さえ、「このような賞をいただきまして、誠にありがとうございます。役として生きた日々はかけがえのないもの。演出の白井晃さんをはじめとする舞台制作に携わってくださった、たくさんのスタッフさん、初舞台で毎日足を震わせながら怯える私を励まして背中を押してくれたキャストのみなさん、そして劇場に足を運んでくれたみなさんのおかげで貴重な経験をさせていただけました。心からの感謝でいっぱい」と想いを伝えた。初舞台は「本読みから千秋楽まで、毎日猛勉強の日々」だったが、「それが楽しくて、舞台がこうして形になっていくんだと感動したのを、今でも覚えている。これがきっと演劇の深みであり、楽しさなのだと自分なりに感じました」と充実感をにじませた。最後には「またいつか、舞台に挑戦させていただける日が来たら、持ちうる私のすべてをかけ、魂を燃やしたい」と意欲的に語った。◆「読売演劇大賞」「読売演劇大賞」は、演劇文化の振興のために1992年に創設。選考委員のノミネート、投票委員の投票という2段階を経て、作品、男優、女優、演出家、スタッフの5部門の年間最優秀賞を決定。このほか杉村春子賞や、長年の功績や優れた企画を顕彰する芸術栄誉賞を設けている。(modelpress編集部)◆「第31回読売演劇大賞」最優秀受賞作・受賞者最優秀作品賞:「人魂を届けに」(イキウメ)最優秀男優賞:山西惇「エンジェルス・イン・アメリカ」(新国立劇場)、「闇に咲く花」(こまつ座)最優秀女優賞:池谷のぶえ「我ら宇宙の塵」(EPOCH MAN)、「無駄な抵抗」(世田谷パブリックシアター)最優秀演出家賞:藤田俊太郎「ラビット・ホール」(パルコ)、「ラグタイム」(東宝)最優秀スタッフ賞:松井るみ「ドリームガールズ」(梅田芸術劇場)、「ラビット・ホール」(パルコ)、「ラグタイム」(東宝)杉村春子賞:清原果耶「ジャンヌ・ダルク」(キョードー東京)芸術栄誉賞:松本白鸚 ミュージカル「ラ・マンチャの男」(東宝)に半世紀以上主演し、歌舞伎にとどまらず、長年演劇界に貢献選考委員特別賞:中村芝「極付印度伝 マハーバーラタ戦記」(松竹)、「新作歌舞伎 ファイナルファンタジー」(TBS)【Not Sponsored 記事】