【モデルプレス=2024/02/10】SixTONESの松村北斗、女優の上白石萌音が10日、都内で行われた映画「夜明けのすべて」の公開記念舞台挨拶にりょう、光石研、三宅唱監督とともに出席。松村が“シームレスな気遣い”を明かした。【写真】“シームレスな気遣い”を実演する松村北斗◆松村北斗“心がけている思いやり”に上白石萌音ら大笑い「そして、バトンは渡された」で2019年本屋大賞を受賞した瀬尾まいこ氏の原作小説を、映画「ケイコ 目を澄ませて」で国内外から絶賛を浴びた三宅監督が映画化。月に一度、PMS(月経前症候群)でイライラが抑えられなくなる藤沢さんと、パニック障害を抱えている山添くんの奮闘を、温かく、ときにユーモラスに描く。作品の内容にかけ「心がけている思いやり」について聞かれたキャスト陣。松村は「自己満足だし、『何が?』って思うかもですけど…」と切り出すと、「仕事現場で、大人数で一斉に移動することあるじゃないですか。自分の後ろで会話が弾んでいて、自分がその会話に入っていないとき、目の前にちょっとした段差が現れたら、『後ろ人が会話に熱中して気付かないんじゃないかも…』と思う。でも『段差あるから気をつけて』って言うのはわざとらしい。なので、自分が段差を降りるとき『おっ』とわざと膝を曲げて倍沈むようにしています」と言葉ではなく行動で“ここに段差があるよ”と伝えていることを明かした。それを聞いた上白石や光石らは大笑い。松村は「普段グループ業で(自分のほかに)5人いるのでね、誰もケガしてほしくない」と付け加えた。◆松村北斗「シームレスにやっていますから」上白石はこれまで松村の“気遣い”に気付かなかったと話すと、松村は「すごくシームレスですから。気付かない間に潜在の中に入っていますから。本能的に『段差あるぞ』って教え込んでいますから。シームレスにやっていますから」と真顔で説明。上白石は「それって成功しているの…?」と首をかしげながらも、「私が転ばずにいられるのも…松村さんに感謝です」と笑顔。松村は「とんでもないですっ」と得意げだった。その後、舞台挨拶が終わると、キャスト陣は階段を使って舞台から降壇。その際、りょうや上白石が松村の“シームレスな気遣い”をマネてる場面も。松村もにっこりと笑顔で応じていた。一方、上白石の「心がけている思いやり」は、「誰かにとっていいお客さんでいたいと思っていること」と紹介。「劇中でティッシュ配りのシーンがあるんですけど、受け取ってもらえたらめちゃくちゃ嬉しいんです。その一瞬でも優しさってもらえるんだなって思う。だから、コンビニに行く時も『いいお客さんだったな』と思ってもらえるように、ちゃんと御礼を言う。飴ちゃんを配るような優しさを置いていきたい」と日頃の姿勢を明かした。◆松村北斗、上白石萌音との印象的なシーン「やたらと好き」撮影の裏話を話すトークコーナーでは、松村は「本番で使われなかったけど、リハーサルでやたらと好きなシーンがあった。山添くんと藤沢さん2人が車を洗うシーンで、山添くんが本番の倍くらいの音量でキューッて車を鳴らしてしまった。そのとき藤沢さんがギロッて睨んだシーンが、やたらと好き。僕も『すいません…』ってまた洗い直す」と紹介。上白石は「藤沢さんにとってかなり嫌な音だったので、睨ませてもらった」とはにかんだ。(modelpress編集部)【Not Sponsored 記事】