ATEEZ、“怪物も登場”壮大な物語紡ぐ唯一無二のコンサート「憑依型アイドル」の真価証明<TOWARDS THE LIGHT : WILL TO POWER IN JAPANライブレポート/セットリスト>
芸能モデルプレス/ent/korean/talent
【モデルプレス=2024/02/08】ATEEZ(エイティーズ)が2月3日、4日の2日間、ワールドツアーの日本公演「2024 ATEEZ WORLD TOUR [TOWARDS THE LIGHT : WILL TO POWER] IN JAPAN」を開催。自身初となるさいたまスーパーアリーナでの単独公演で、満員の会場を熱狂の渦に包みこんだ。
オープニング映像で映されたのは、ツアータイトルでもある[TOWARDS THE LIGHT]を思わせる「私たちはみんな光を持っています」「あなた自身のままで光を照らしてください」というメッセージ。巨大なタワーの下に8人が姿を見せ、最新アルバム『THE WORLD EP.FIN:WILL』のタイトル曲「Crazy form」でライブが幕開けると、割れんばかりの歓声が上がる。身体に響くような重低音に会場が沸き立つ中、リーダーのHONGJOONGは「ATINY(ATEEZのファンネーム)会いたかったです!どんな暗闇も僕たちを邪魔することはできません!皆さんのありのままの輝きを見せてください!」と、コンサートを通して紡がれるストーリーを象徴するオープニングコメント。この公演では、“闇に光を奪われたATEEZが、自分たちの音楽を通して光を取り戻す物語”が描かれるのだ。
「Say My Name」「WIN」と、ATEEZらしいパワフルなダンスナンバーが続くオープニングセクション。ところが「WIN」が終わるとHONGJOONGが一人頭を抱えながら舞台上をさまよい、一気に不穏な雰囲気に。圧倒的な演技力を見せるHONGJOONGは、黒づくめの何者かに囲まれタワーのふもとで姿を消してしまう。
MINGIのSWAG溢れるラップから始まるのは、椅子を駆使したパフォーマンスで知られる「Cyberpunk」。SEXYな魅力が充満する「Deja vu (Remix ver.)」のラストにはSEONGHWAが妖艶なソロダンスで再び闇に抗う。するとセンターステージには鳥かごの檻のようなセットが登場。無数の真っ白な羽の中からYEOSANGが姿を現す幻想的なシーンに目を奪われていると、YEOSANG、SAN、WOOYOUNGによるユニットナンバー「IT's You」でさらに世界観に引き込んだ。
無事、光が戻ったタワーは、今度は大海原を前に灯台に姿を変え、8人は新たな航海へ。「WAVE」「Dancing Like Butterfly Wings」の後はHONGJOONG、SEONGHWAの長男コンビによる「MATZ」。毛皮のコート、サングラスといったワイルドな姿の2人がアナーキーな魅力を爆発させる。
7年目のスタートを切ったATEEZは4月12日・19日に米カリフォルニアで開催される世界最大級のミュージック・フェスティバル「Coachella Valley Music and Arts Festival」へK-POPボーイズ・グループ史上初出演することも決定。ステージ上で壮大な物語を紡ぐ唯一無二のアイドルとして、K-POPの新たな歴史を刻むであろうATEEZに期待が留まることはない。