Snow Man佐久間大介、ストーカー役で金髪にした理由とグループ躍進の今「新たな面を求められるようになってきた」<「マッチング」インタビュー> | NewsCafe

Snow Man佐久間大介、ストーカー役で金髪にした理由とグループ躍進の今「新たな面を求められるようになってきた」<「マッチング」インタビュー>

芸能 モデルプレス/ent/wide/show3
モデルプレスのインタビューに応じた佐久間大介(C)モデルプレス
【モデルプレス=2024/02/04】2月23日公開の映画『マッチング』で、実写映画単独初出演となる佐久間大介(31)がモデルプレスらのインタビューに応じた。ピンクヘア、ムードメーカー、アクロバット、アニメ好き…“Snow Man兼アニメオタク”という佐久間大介のイメージをすべて封印して挑んだ“ストーカー役”。そんな彼が見せた“俳優としての今後”と“アイドルとしてのプロ意識”とは―――

【写真】金髪姿の佐久間大介、土屋太鳳とデート

◆土屋太鳳&佐久間大介「マッチング」

本作は、マッチングアプリによって増えた“出会い”の裏に仕掛けられた恐怖を内田英治監督が完全オリジナルで描く、新感覚サスペンス・スリラー。ウェディングプランナーとして仕事は充実しながらも恋愛音痴な主人公・唯島輪花を土屋太鳳、輪花とアプリでマッチングする“狂気のストーカー”永山吐夢を佐久間が演じる。

さらに、輪花に想いを寄せるマッチングアプリ運営会社のプログラマー・影山剛を金子ノブアキが演じるほか、輪花、吐夢、影山が巻き込まれていく「アプリ婚連続殺人事件」を杉本哲太、片山萌美、真飛聖、後藤剛範、片岡礼子、斉藤由貴ら実力派キャスト陣が、逼迫した演技のリアリティで恐怖を煽る。

◆佐久間大介、映画出演のオファーに驚き「僕に来るんだ!」

― 出来上がった作品を観た感想から教えてください。

佐久間:本当に面白い作品だなと思いました。照れではないのですが、なんだか変な感じがしました。自分がやってきたことを噛み締めて、どこがよかったのか、どこがもう少しできたのか、勉強できるいい機会なので、きちんと観ました。でもやっぱり吐夢って変なやつでした(笑)

― オファーが来たときの率直な心境もお聞かせください。

佐久間:「僕に映画のオファーが来るんだ!」と思いました。映画に出演するというイメージがないと思っていたので驚きました。でも、なにかを表現したり、演じたりすることがすごく好きなので、素直に嬉しかったです。あと、ストーカー役と聞いてめっちゃ面白そうだなと。

― ストーカー役だったことに対してはどのような印象でしたか?

佐久間:「やったー!ラッキー!」と思いました。少し変わった役の方がやりたかったんです。むしろ胸キュン系だったらどうしようと心配でした。胸キュンだったら嫌だなと思っていたので…(笑)。そう、胸キュンはやりたくないんです(笑)

― 言ってしまって大丈夫ですか(笑)

佐久間:僕には(オファーが)来ないと思う(笑)。胸キュンを自分が演じるとなると、照れるというか…、役に入ったらできるとは思うのですが、演じるイメージが湧かないんです。

― メンバーのみなさんの反応はいかがでしたか?

佐久間:めちゃくちゃ喜んでくれました。Snow Manってみんなで集まったときマネージャーさんが「〇〇にこういう仕事が来ました」と発表してくれるんですけど、「佐久間に映画の仕事が決まりました」って言ったら、「マジ?すごいじゃん」「ストーカー役めっちゃぴったりだね」って(笑)。みんな僕のなにを見てぴったりと言っているんだとは思ったのですが(笑)、すごく喜んでくれて嬉しかったです。

― 撮影中、1番印象的なシーンはどこでしたか?

佐久間:斉藤由貴さんとのシーンです。斉藤さんが出す空気感や表情がすごすぎて。人ってここまでできるんだと感じることができましたし、あの空気感のおかげで僕もすごく引き上げてもらえたなと思います。自分の中の吐夢と僕自身の境界線がなくなるような感覚があって、吐夢のセリフが本当に自然と出てきました。

― ご自身と吐夢の共通点はあると思いますか?

佐久間:僕は食に興味がないのですが、吐夢も多分興味がなさそう。食べることができればなんでもよくて、近くに売っているおにぎりとかを食べていそう(笑)。僕は、友達とか誰かとご飯を食べることが大好きなのですが、友達と話すことがメインなので、そのついでで食べている。1人だと夜だけお腹が空いたら食べるぐらいで、1日1食の日も全然あるぐらい、あまり食には興味がないんです。

◆佐久間大介、ストーカー役で金髪にした理由&髪色で切り替えていた撮影期間

― 吐夢をどういう人物と捉えていますか?

佐久間:愛に飢えているからこそ愛が重い。この作品の中で、多分愛を重要視しているのが吐夢だなとすごく感じて。愛を求めているし、愛してあげたいキャラクターだなと思いました。

― 役作りで金髪にした理由を教えてください。

佐久間:監督の思いつきです。最初は黒や茶色など普通っぽいのにしようと話していたのですが、衣装合わせのとき僕を見て「金髪もいいな」って急に言い始めて。そのとき、金髪に決まりました。

それから金髪と言っても色合いをどれにするのか、「黄色っぽいものから白っぽいものまでありますが…」という話をしたときに、違和感がない方とおっしゃっていたのですが、白に近い金髪に決まりました。「(この金だと)めっちゃ変じゃないですか!?」って聞いたら、「(吐夢は)変だからいいんだよ」って(笑)。スタッフさんみんなとも「金髪ってちょっと怪し過ぎません?」と話していたんですけど、監督だけは「いいんだよ。変な奴だから」と。でもそれがいいスパイスになっているなと感じて、吐夢が登場した瞬間に、変な奴ということが伝わる作品になりました。

― 本作の撮影シーズン、金髪からピンク髪にしたりと、髪色をコロコロ変えているイメージがあったのですが。

佐久間:ちょうど映画の撮影時期にイベント出演や広告系の仕事、ライブなど、いろんな撮影の仕事が重なってしまって。2週間の間に4回ぐらい変えました。でもカラーバターを使っていたので、髪へのダメージはないんです。色を入れるのにブリーチが1番ダメージが大きいと言われているのですが、カラーバターってトリートメントとカラー剤が混ざっているので、ダメージが全然なくて。水素水で髪を洗うと髪色が落ちるので、それを繰り返していたのですが、やりすぎちゃったからかやっぱりダメージが来ましたね。

― 2週間に4回も髪色を変えていると、周囲からびっくりされたのでは?

佐久間:マネージャーさんが1番びっくりしていました(笑)。「この仕事はピンクでいった方がいいのでは?」などと、話しながら変えてたんですけど、1日でピンクに戻す日もあったので(笑)。そうやって色を変えているうちに、髪がどんどん切れてしまって、監督に「髪切った?」と聞かれたのですが、「ごめんなさい。切ったのではなく、ちぎれちゃってます」という話をしたこともありました。

― ほかに役作りでこだわったところはありますか?

佐久間:監督と顔合わせのとき、セリフを読んだのですが、一言目に「君、目つき悪いね。いいね」って言われたんです。そこを見てくれた人は初めてで、目つき悪いとあまり言われたことがなかったので、嬉しかったですね。吐夢を演じるときに3日間寝てない目で、心と目に空白を持っている虚無みたいなものを持ってと言われたので、それを意識しながらやっていました。

― 撮影時期は、アイドルとしての顔と、吐夢の顔をしなくてはいけないので、振り幅がすごいですね。

佐久間:めちゃくちゃ迷うこともありました。1人で特番に出演するときは、やっぱりピンクの方がわかりやすいかなって、イメージを定着させたいこともあって、そことの兼ね合いでピンクに戻して切り替えていました。

未だになんですけど、こうやって『マッチング』の取材が始まって、太鳳ちゃんと一緒に撮影するとき、やっぱり吐夢の顔になっちゃって、かっこつけられないんです。撮影中も監督に「今のセリフかっこよくなっちゃっていたから」と言われることもあり、意識していたので、多分かっこつけられないんだと思います。カットがかかったら、いつも通りカメラマンさんとかいろいろなスタッフさんと話したりしていましたが、テンションはいつもより低かったです。そこも吐夢が出ている感じがしました。自分の中に常にいる、いつでも吐夢になれるようにしていました。

◆佐久間大介の恋愛観「結婚相手を幸せにできる自信があります!」

― 佐久間さん自身の恋愛観含め、一途に輪花のことを想う吐夢をどう思ったのか教えてください。

佐久間:一途な部分はすごくいいなと思うし、僕もそうでありたいです。絶対に僕、結婚相手を幸せにできる自信があります!絶対に1人だけしか愛せない自信しかない。その人がいてくれればいいし、その好きな人と一緒にいられる結婚って最高じゃないですか。だから結婚願望はすごくあるんですけど、まずはその好きな人に出会いたいです。友達やメンバーとかに、「あいつこれ好きだったな」と思ったら買って渡すことが結構あるので、好きな人がいるんだったらその人になにかしてあげたいって絶対に思うと思います。

ラウールにこの前言われたのですが、ラウールってお菓子が好きなんですよ。現場の差し入れで美味しそうなお菓子があるとラウールにいつも渡しているんです。そしたら、「今は食べたくない。いらない」と断られたのですが、「佐久間くんって絶対、好きな人いたら太らせるタイプだよね」って言われて。「◯◯が好き」って聞いたら無意識にあげちゃうかもしれないと思いました。

― 好きな人に会いに行くシーンもありますが、共感できますか?

佐久間:やっぱり好きな人なら会いたいんじゃないんですかね。連絡を取り合うよりも会いたい気持ちはわかるかな。僕の家族がめちゃくちゃ仲が良いんですよ。常にワチャワチャしているし、みんなでご飯を食べに行くことがすごく好きな家族なので、僕もみんなで楽しい家族を作りたいなと、憧れがあります。なので、結婚願望はあります!

◆佐久間大介、俳優としての今後とメンバーの活躍を見て感じること

― 30代でやり遂げたいことはありますか?

佐久間:自分の中でお芝居をもっとやりたいという意欲がすごく湧いたので、もっといろいろな役に挑戦してみたいですし、賞をいただけたら嬉しい。狙いたいです!うちの目黒蓮がいろいろな作品で力を発揮していて、僕も狙えたらいいなと思っています。

この作品でも狙いたいと思っています。監督が「この映画に出たら、多分めちゃくちゃ芝居のオファー来るよ」って言ってくださるんです。「本当ですか!?」と疑いつつも、嬉しかったです。

― 現在、Snow Manメンバーの個人での俳優業が目立っていますが、この状況を佐久間さん自身はどのように感じていますか?

佐久間:素直に嬉しいです。Snow Manってバラエティのイメージを持たれる方がすごく多いと思います。デビューしてからバラエティ番組にたくさん出演してきて、4年目(※取材時)にして新たな面をどんどん出せるようになってきた、新たな面を求められるようになってきたのは、すごく嬉しいです。自分には自分が合っているものや、自分に求められるものが来るとわかっているので、メンバーに新しい仕事が決まると素直に喜べる。羨ましいよりも、嬉しい気持ちになります。

◆佐久間大介の夢を叶える秘訣

― 夢を追いかけているファンに向けて、佐久間さんが考える夢を叶える秘訣を教えてください。

佐久間:やっぱり口に出すこと。Snow Manってそういう人たちが多いです。無理かもと思った状況でも、口に出すことによって、誰が聞いているのかわからないし、なにかが折り重なって、あのとき言っていたからって決まる可能性もあると思います。だから、やりたいことはやりたいと言わないと相手側も伝わらないから、常に誰かに言っておくことが大事だと思います。

― ありがとうございました。

◆インタビューこぼれ話

この日もキレイに染まったピンク髪で登場。“2週間で4回も髪色を変えた”という話に驚いた勢いのまま、「大丈夫でしたか?」と頭皮や髪の毛自体のことを聞いたつもりだったが、「それは頭の中身がってことですか?(笑)」と聞き返し、記者を笑わせた佐久間。どんな質問にも熱い思いを込めて答えつつ、その場を盛り上げてくれる姿は、やっぱり“Snow Man兼アニメオタク”というイメージのままだった。(modelpress編集部)

◆映画「マッチング」ストーリー

ウェディングプランナーとして仕事が充実している一方、恋愛に奥手な輪花(土屋太鳳)は、同僚の尚美(片山萌美)の後押しでマッチングアプリに登録をすることに。勇気を出して一歩踏み出し、デートに臨んだ輪花だったが、現れたのはプロフィールとは別人のように暗い男・吐夢(佐久間大介)だった。

その後も執拗にメッセージを繰り返し送る吐夢に恐怖を感じた輪花は、取引先でマッチングアプリ運営会社のプログラマー影山(金子ノブアキ)に助けを求めることに。しかし時を同じくして“アプリ婚”した夫婦が惨殺される事件が連続して発生。被害者たちが輪花の勤める結婚式場で式を挙げていることが判明するのだったー。

◆佐久間大介(さくまだいすけ)プロフィール

1992年7月5日生まれ。2005年に入所し、2012年にSnow Manを結成。2020年1月22日に「D.D.」でCDデビューを果たす。テレビアニメ『ブラッククローバー』(20)で声優デビューを果たし、映画『白蛇:縁起』(21)で声優として初主演、映画『おそ松さん』(2022年3月)ではグループで主演を務めた。

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《モデルプレス》

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