【モデルプレス=2024/02/01】SixTONESの松村北斗と女優の上白石萌音が1日、都内で開催されたW主演を務める映画『夜明けのすべて』(2月9日公開)の同僚参加限定試写イベントに、三宅唱監督とともに出席。自身に影響を与えた人物や金言について明かした。【写真】上白石萌音、松村北斗の髪を切る衝撃シーン◆松村北斗、自身に影響を与えた人物とは自身に大きな変化を与えた存在に話が及ぶと、松村は「過去に、お芝居ってなんだかよくわからない。でも、やっとお芝居ってものと自分が元からやっていたアイドルっていうものの違いを自分で分け始めた時に、『パーフェクトワールド』っていうドラマに出演させていただいて。そこで出会った監督さん」と答えた。「自分の中では、こういうお芝居の場って、アイドルが行っていい場所ではない思いがあって。役者さんたちの畑というか。もちろん憧れもあるし、お話もいただいているから、自分にできることを全力でっていうつもりで行ったら、他の役者さんと何ら変わりない接し方、何ら変わりない指導で、時にはちゃんと怒ってくれたし。今のはお芝居じゃないよみたいな。ちゃんと言ってくれたり。今の芝居は良かったとか。初めて人からお芝居を教えられて」と述懐。続けて「変な話、『はい、おっけー』みたいなところも、なくはないじゃないですか。もちろん時間の関係上とかね。でもそこで出会った監督っていうのは、自分がお芝居を頑張ってもいいのかもなって、頑張ることは別に自由なのかもしれないと思わせてくれた方で。かなり影響は大きかったんじゃないですかね。そこがなかったら、ここまで来れなかったんじゃないかなあって、さっきちょっとしみじみと考えていました」と大きな影響を受けた様子だった。◆上白石萌音、先輩俳優からの金言明かす心の支えになる言葉をもらった経験があるか質問を受けた上白石は「たくさんあるんですけど、未だによく思い出すのは、本当にずっと第一線で活躍し続けていらっしゃる大先輩とお話しをしていた時に、その方がぽろっとおっしゃった、『僕は満足したことないよ』っていう言葉です」と、先輩俳優からの金言を紹介。「どんな仕事をしていてもそうだと思うんですけど、『よっしゃ!これでやりきった!』とか、『ああ、もう反省は一個もない』とかって、まあないじゃないですか。どんなに頑張っても、『一生懸命はやったけど、もっとこうできたかもしれないな』とか、『自分はまだまだだな』って思ってばっかりの私に、大先輩が『僕は満足したことがない』っておっしゃったのが、ちょっと厳しい言葉かもしれないんですけど、救われて。じゃあ私、満足していなくて当然じゃん!って思えたんです。一生満足しないんだ。あんな素晴らしい方も満足してないんだっていうのは、未だに支えですね。なので『満足していない自分、これでいいんだ!』と思って、張り切って苦しむようになったきっかけの言葉でした」と明かしていた。◆松村北斗&上白石萌音W主演「夜明けのすべて」本作は、月に一度、PMS(月経前症候群)でイライラが抑えられなくなる藤沢さん(上白石)と、転職してきたばかりにもかかわらず、やる気がなさそうに見えるが実はパニック障害を患っていた同僚・山添くん(松村)の奮闘を、温かくリアルに、そしてときにユーモラスに描く。(modelpress編集部)【Not Sponsored 記事】