【モデルプレス=2024/01/15】女優の趣里が主演を務めるNHK連続テレビ小説『ブギウギ』(総合・毎週月~土あさ8時~ほか)の第72話が、15日に放送された。趣里演じる福来スズ子らのテンポの良い台詞回しが話題を呼んでいる。<※ネタバレあり>【写真】「ブギウギ」出社する愛助を見送るスズ子■「ブギウギ」スズ子(趣里)が舞台女優のオファー受ける楽団解散から3ヶ月が経ったある日、スズ子の自宅に山下(近藤芳正)がやってくる。喜劇王・タナケンこと棚橋健二(生瀬勝久)が演出・主演する次の舞台で、歌って踊れる女優を探しており、スズ子に会いたいと言っているという。初めは女優は畑違いだと断るスズ子だったが、山下に説得され、一度タナケンと会うことになった。後日、稽古場でタナケンと対面したスズ子と山下。しかし、タナケンは挨拶するスズ子と山下を無表情のまま黙って見つめるだけだった。その場の重苦しい空気を払拭しようと「聞こえてはりまっか?『会いたい』と言われて来たのに、なんや無視されとるみたいで」と笑うスズ子に、タナケンは「よく喋るね。私はあなたを好き好んで呼んだわけじゃない」とキッパリ。ある人物からスズ子のことを推薦されて会っただけだと話し「どうでっか?」と微笑むスズ子へ「どうだろうね」と鋭い眼差しを向けた。合格とも不合格とも何も言わないタナケンに、痺れを切らしたスズ子。「もうええわ!時間の無駄や!」と部屋を出て行こうとすると、突然、羽鳥(草なぎ剛)が入ってくる。今回の舞台の音楽監督をするため、スズ子を推薦したというのだ。羽鳥は、帰ろうとするスズ子を気にも止めず「そんなことより、福来くん。君のイメージで曲を作った」と新曲『コペカチータ』の楽譜を差し出し、「これは君にしか歌えない不思議なリズムなんだ。棚橋さんとの共演でまた新たな扉を開いた福来スズ子が、この歌でさらに魅力を爆発させる。どうだい?ワクワクするだろう?」と笑顔でまくし立てた。羽鳥とのタッグ、タナケンとの共演でスズ子を売り出したい山下は「それはどうだろう」と続けるタナケンに、猛アピール。羽鳥や山下の熱意に押されたスズ子は、出演を前向きに捉え始め、タナケンから「別にいいんじゃない?」と合格が告げられたことで、初めての舞台出演が決まったのだった。■「ブギウギ」テンポの良い掛け合いに反響続々4人の軽快な掛け合いが続いたラスト5分のこのシーンに、視聴者からは「全員がマイペースでカオス」「めちゃくちゃ笑った」「最高に面白い」「すでに喜劇が始まってるみたい」「まるでコント」「羽鳥先生のマイペースさが好き」などと反響が続々。さらに、テンポの良い台詞回しや様々な表情を見せた俳優陣に対し「さすが」「テンポが良い」「素晴らしい」「生瀬さんの登場でガラッと空気が変わった」などと、称賛する声もあがっていた。■趣里ヒロイン朝ドラ「ブギウギ」連続テレビ小説第109作『ブギウギ』のモデルは、戦後の大スター・笠置シヅ子さん。歌って、踊って、“心ズキズキわくわく”明るい笑顔とまっすぐな心でヒロイン・スズ子が、歌手の道を駆け抜け日本中に元気を届ける。スズ子は、大阪の下町の銭湯の看板娘として育つ。小さな頃から歌って踊るのが大好きで、道頓堀にある梅丸少女歌劇団(USK)に入団する。やがて、歌の才能を発揮し始めたスズ子は、歌手の道を歩み始め、戦後のスターとなっていく。(modelpress編集部)情報:NHK【Not Sponsored 記事】