大河「光る君へ」制作統括が語る吉高由里子の魅力 現場での姿勢や起用理由とは「私たちの主役で良かった」 | NewsCafe

大河「光る君へ」制作統括が語る吉高由里子の魅力 現場での姿勢や起用理由とは「私たちの主役で良かった」

芸能 モデルプレス/ent/wide/show3
吉高由里子「光る君へ」第2話より(C)NHK
【モデルプレス=2024/01/14】吉高由里子が主演を務めるNHK大河ドラマ「光る君へ」(総合テレビ、毎週日曜午後8時~/BS・BSP4K、毎週日曜午後6時~/BSP4K、毎週日曜午後0時15分~)の第2話が14日に放送される。このほど、制作統括の内田ゆき氏が合同取材会に出席し、作品の見どころや吉高の魅力を語った。

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◆吉高由里子主演大河ドラマ「光る君へ」

平安時代を舞台に、壮大で精緻な恋愛長編「源氏物語」を書き上げた紫式部(まひろ)を吉高が演じ、「源氏物語」執筆に欠かせない1人の男性・藤原道長を柄本佑が演じる。ドラマでは紫式部が生涯心を寄せ、陰に陽に影響しあいながら人生をたどる生涯のソウルメイトに。脚本は大石静が担当する。

◆平安時代が舞台「光る君へ」見どころは?

今作は大河ドラマの歴史において、7年ぶりに女性が主役。さらに、1973年放送の平将門を主人公にした「風と雲と虹と」に次いで2番目に古い時代を扱う。

内田氏は平安時代について「婿取婚という結婚制度だったことはよく知られているんですけど、結婚・離婚という考え方が現在より随分自由で結婚・離婚について批判めいたこともないし、離婚してもお互いに良い関係を保っていたく、男女財産別で結婚しても女性は苗字が変わらないなど、おおらかな時代が現代の目指すところに繋がるところもあります」と、チャレンジングな題材ではあるが、アクティブでおおらかな時代の風土は現代にも共感を呼ぶのではないかと語る。

「そんな時代の中で人々の関心は恋愛、出世、家族の幸せという今の私たちが求めたいもの・興味があるものに通じるものがあるので、紫式部や藤原道長それぞれにご自身の気持ちを乗せて見て頂けたら1年間楽しんで頂けるのではないかと思います」と楽しみ方を紹介し、「そして売りにしている平安の衣装のきらびやかさも美術スタッフが非常に力を入れていますので大河ファンの方も初めてみるものが沢山あると思います」と平安ならではの目に楽しい画面もアピールした。

◆吉高由里子の現場の姿勢・紫式部役オファーの理由

また、現場の雰囲気は「非常に良い」と言い、「出演者の方々も自分の知らない時代を演じられている方が大半で、皆さん学ぶ気持ちと珍しさを楽しむ気持ちを持って心血を注ぎ込んで書かれている役になりきって楽しく演じられています。それにはやっぱり主演の吉高さんの姿勢がとても明るくて優しくてどんな方も受け入れてくれるような柔軟性があるんです。吉高さんが私たちの主役で良かったなと思いながら日々楽しく撮影をしています」と吉高の姿勢を絶賛した。

紫式部役をオファーした理由について「すでに色々な作品で活躍されていてお芝居の確かさと色々な表情が見えるところ。人の心の動きは決めつけられるものではないんですけど彼女の表情を見ていると、見ている人の心が沿っていって役柄として本当に好きになれるというところがとても大きいです」と答えた内田氏。「紫式部は色々な研究や文献ですごく引っ込み思案で実は気難しかったと言われているけれど果たしてそうだったんだろうかというのがあり、主役なので一面的じゃない女性を描いていきたいと思いました。平安時代というおおらかと言ってもどうしても規制がある時代の中で、自分の人生を生き切りたいという女性を強い表情で演じて頂ける方を考えて、その中で吉高さんにお願いできてとても嬉しかったです」と主役として複雑な内面や感情を演じ切れるかが決め手になったと話した。(modelpress編集部

◆「光る君へ」第2回あらすじ

母の死から6年、まひろ(吉高由里子)は15歳となり成人の儀式を迎える。死因を隠した父・為時(岸谷五朗)との関係は冷めきる中、まひろは代筆仕事に生きがいを感じている。一方、道長(柄本佑)は官職を得て宮仕え。姉・詮子(吉田羊)が帝との間に皇子をもうけ、道長の一家は権力を拡大していた。道長の父・兼家(段田安則)はその権力をさらに強固なものにしようと道兼(玉置玲央)を動かし天皇が退位するよう陰謀を計る。

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《モデルプレス》

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