鈴木亮平、宮沢氷魚の最優秀助演男優賞受賞スピーチで涙した理由 監督が明かす<エゴイスト> | NewsCafe

鈴木亮平、宮沢氷魚の最優秀助演男優賞受賞スピーチで涙した理由 監督が明かす<エゴイスト>

芸能 モデルプレス/ent/movie
映画「エゴイスト」凱旋舞台挨拶に登壇した宮沢氷魚 (C)モデルプレス
【モデルプレス=2023/03/27】俳優の宮沢氷魚が27日、都内で行われた映画「エゴイスト」凱旋舞台挨拶に、共演のドリアン・ロロブリジーダ、メガホンをとった松永大司監督とともに登壇。松永監督が、本作に出演する俳優・鈴木亮平の裏話を明かした。

【写真】「エゴイスト」イム・シワン、鈴木亮平&宮沢氷魚との豪華3ショット

◆宮沢氷魚、英語スピーチで鈴木亮平が涙

トークでは、3月12日に香港で行われた『第16回アジア・フィルム・アワード』(AFA)にて最優秀助演男優賞を受賞した宮沢の英語のスピーチが見事だったことが話題に。

松永監督は「すごいなと思ったのは、亮平(鈴木)含めて僕らは自信を持ってあそこにノミネートされたことも光栄ですけど、最優秀を取ってほしいなという気持ちでいて、名前を呼ばれて、亮平が横で『本当に取った』ってずっと言っていて、2人でずっと『本当に取った』って言っていて(笑)、スピーチを見ていましたけど、けっこう夢見心地でした」と回顧。

鈴木も涙していたそうで、松永監督は「氷魚演じる龍太がすごくキーになるシーンがいつくかあるんですけど、その1つのシーンで撮影を何テイクもやったシーンがあるんです。あのシーンのことを亮平も思い出していたみたいで、あのシーンを撮れたことで映画もすごくよくなったし、あのときの氷魚の努力を僕も含めてみんな知っているので、スピーチを見ながら亮平はそれを思い出して涙していたって言っていました」とエピソードを明かした。

◆宮沢氷魚、受賞スピーチの裏話

続けて、スピーチのコメントを事前に考えていたのか聞かれた宮沢は「もちろん受賞したいという気持ちがあったので、一応、行きの飛行機で紙に書いて、何かしらの準備をしていて、受賞したときも左ポケットにその紙を入れていたんですけど、何か違うなと思って、その瞬間に言いたい言葉や届けたい言葉が出てくるものがあったので、その瞬間に任せて思ったことを言おうと思っていたので、書いたものとはだいぶ違う内容になりました」と裏話を告白した。

◆宮沢氷魚、1番感動した瞬間

そして、アフターパーティーでの思い出を尋ねられた宮沢は「興奮していて半分くらい覚えていないんですけど、僕が1番感動したのはトニー・レオンさんにお会いしてお話をする時間があったんですけど、一生忘れない思い出になりましたね」と感慨深げ。

「会った瞬間に『おめでとう』って言ってくれて、『まだエゴイストを見られていないんだけど絶対見るよ』『どうしたら見られるかな』って言ってくれて、監督と一緒に見られるような環境を整えようって話をして、トニー・レオンさんが『エゴイスト』を見てくれるんだという喜びもあったし、まず目の前にいらっしゃるということも夢のような感じで、なんとも言えないオーラと、でも物腰が柔らかい方で、僕たちの作品に興味を持ってくれていることが何よりも嬉しかったです」と笑顔で語った。

◆鈴木亮平&宮沢氷魚「エゴイスト」

本作は、14歳で母を失い、田舎町でゲイである自分の姿を押し殺しながら思春期を過ごした浩輔(鈴木)と、シングルマザーである母を支えながら暮らす、パーソナルトレーナーの龍太(宮沢)が惹かれ合い、満ち足りた時間を重ねていたが、2人でドライブに出かける約束をしていたある日、何故か龍太は姿を現さなかったというストーリーが展開される。(modelpress編集部)

【Not Sponsored 記事】
《モデルプレス》

特集

page top