【モデルプレス=2023/03/27】国民的漫画家、藤子・F・不二雄が描いたSF短編作品を実写化し、4、6月に放送される「藤子・F・不二雄 SF短編ドラマ」(NHKBSプレミアム・BS4K/15分×12回)の追加作品と出演者が解禁された。【写真】「藤子・F・不二雄 SF短編ドラマ」実写化に金子大地・水上恒司・堀田真由ら◆藤子・F・不二雄が描いたSF短編漫画を実写化言わずと知れた「ドラえもん」の生みの親、藤子・F・不二雄には、もう1つのライフワークであり、傑作揃いとされる「SF短編」漫画。刺激的でシュールな味わいのあるSF短編は、1960~80年代に描かれ、110作品以上になる。いずれもコミカルで人間への温かい視線にあふれながら、一方で、パンデミック、核の脅威、生命倫理といった人類が抱える重いテーマを扱い、作者が未来を予見していたかのような驚愕の物語となっている。2023年末「メフィスト惨歌」「定年退食」「テレパ椎」「昨日のおれは今日の敵」「流血鬼(前後編)」5作品のドラマ化を発表。このたび新しく5作品の放送が決定し、作品名、そして4月放送分の放送日、出演者が発表された。◆鈴木福・望月歩・青木柚ら「藤子・F・不二雄 SF短編ドラマ」出演決定死んだクラスメートをめぐる怪事件からひも解かれる物語「おれ、夕子」に鈴木福、田牧そら、柴崎楓雅、山本耕史。ケンカの絶えない父子の心が入れ替わる1日を描く「親子とりかえばや」に青木柚、吹越満、望月歩と魅力的なキャストが結集。4月9日から毎週日曜日、よる10時50分から放送(15分×2話連続)される。さらには彗星が地球に衝突する事態を目前としたパニック模様を描く「箱舟はいっぱい」、この世の全てに実在感を持てなくなったサラリーマンの物語「どことなくなんとなく」、宇宙船の密室で繰り広げられる船員たちのギリギリの攻防劇「イヤなイヤなイヤな奴(前後編)」も6月にBSプレミアム/BS4Kで放送予定(詳細日程、出演者は後日発表)。2023年、藤子・F・不二雄生誕90周年の年に、笑い、涙、驚き、恐怖、様々な感情に揺さぶられる「少し不思議」なエンターテインメントとなっている。また、直前にはドラマ出演者も登場するPR特番「藤子・F・不二雄SFワールド探検」も放送される。(modelpress編集部)◆鈴木福「おれ、夕子」佐藤弘和役コメント藤子・F・不二雄先生のSF、少し不思議な世界に胸が踊りました。僕×めがねで、藤子・F・不二雄先生の世界観、弘和が出せたら良いなと思います!SFというと、僕もSuzukiFukuなので、SFですね!!放送を楽しみにしていてください!◆田牧そら「おれ、夕子」鈴木夕子役コメント藤子・F・不二雄先生の作品に携わることができること、そして山戸監督とご一緒できるということを聞いてすごく嬉しかったです。私が演じた夕子はとても優しい女の子です。夕子のセリフは、重みがあって、口にするのが苦しい瞬間もありました。ですが、衣装合わせや本読み、撮影の際に、監督やスタッフ、共演者の方々と一緒に、細かいところまでこだわって作り上げるのが本当に楽しかったです。「おれ、夕子」は少し切なく、でもとても温かい作品だと思います。この作品が少しでも多くの人の心に残ったら嬉しいです。◆柴崎楓雅「おれ、夕子」苅野勉吉役コメント僕の演じた勉吉は、今まで挑戦したことのないキャラクターだったので、そんな自分に戸惑いながらも、原作に少しでも近づけられたらと、全力で楽しみながら撮影を終えました。幼少期よりアニメや漫画で慣れ親しんだ藤子・F・不二雄先生の作品の仲間のひとりになれたこと、すごく嬉しく思います。「おれ、夕子」は、家族・友人それぞれの愛情がたくさん詰まったお話です。是非多くの方に受け取っていただけたら嬉しいです。◆山本耕史「おれ、夕子」夕子の父役コメント原作は、子供を失って人の道理を外れたことまでしてしまう父親の悲しみと愛情の切ないストーリーですね。明るい作品のイメージの強い藤子作品の中では、重たいけれど愛のある作品です。16歳の田牧さんは自分の娘でもおかしくない年齢なので、リアリティをもって演技ができました。今回原作に寄せたヘアメイクをしてみましたが、漫画から読み取れる空気感を大切にしつつ、決してマンガチックにはなりすぎない重厚なドラマになっていると思います。各々の立場によって何を感じるかが変わる作品だと思いますが、愛と悲しさとちょっと未来も感じていただければと思います。◆吹越満「親子とりかえばや」相良鉄男役コメント親子が入れ替わるという楽しいファンタジーですがちょっと怖い話でもありますね。自分自身の19歳くらいのことを思い出しつつ演じればよかったので、当時のテキトー感を出すのはやりやすかったです。今もテキトーですからね(笑)。父親を演じなくてはならなかった青木君のほうが大変だったと思います。若い人と一緒に仕事をするといつも羨ましいと思いますが、いざもう1回若者をやり直したいかというと躊躇しそうです。今回はカラオケで、普段は歌わない若い世代の歌を歌ったのですが、ものすごく聴きこんで練習しました。そのシーンはぜひ注目していただきたいです。◆青木柚「親子とりかえばや」相良甚六役コメント遊び心に溢れた藤子・F・不二雄先生の描く世界。独創的かつ普遍的で、いつの時代にも通じるような人情が詰まっている短編集に携わることができ、光栄に思います。自分が演じた甚六と同じように、身体の入れ替わりに戸惑いながらも、もどかしくて愛らしい親子の距離感を大事に撮影しました。現実離れしている展開でも、不思議と色々な世代の方が思いを重ねられるような、ユニークでじんわりあたたかい作品です。是非ご覧ください。◆望月歩「親子とりかえばや」亀田佐吉役コメント父親の部下の亀田佐吉を演じさせていただきました。子供の頃から触れてきた藤子・F・不二雄先生の世界に携わらせてもらえることが幸せでした。この短編の原作は初めて見たのですが、もし自分に同じことが起きたら、きっと「今を大事にしよう」と思うんだろうなと想像しながら、自分の役を大切に演じました。親子の関係性が魅力的な作品ですので、ご家族で観ていただけると嬉しいです。◆「藤子・F・不二雄 SF短編ドラマ」放送日程・4月9日(日)よる10時50分~『おれ、夕子』(脚本・演出:山戸結希)鈴木福、田牧そら、柴崎楓雅、藤井夏恋、池村碧彩、山本耕史よる11時5分~『メフィスト惨歌』(脚本・演出 宇野丈良)又吉直樹、鈴木杏、武内駿輔、渡辺哲、大方斐紗子、大和田伸也、遠藤憲一・4月16日(日)よる10時50分~『定年退食』(脚本・演出:宇野丈良)加藤茶、井上順、山崎潤、原扶貴子、池田鉄洋、中山翔貴、白鳥紗良、神谷圭介、吉田正幸、小出圭祐、上原りさ、山崎あみ、三ツ矢雄二、ベンガルよる11時5分~『テレパ椎』(脚本:本多アシタ、演出:倉本美津留)水上恒司、坂口涼太郎、北香那、岡崎体育、富田望生、やついいちろう・4月23日(日)よる10時50分~『昨日のおれは今日の敵』(脚本・演出:家次勲)塚地武雅、高橋努、アベラヒデノブ、宮下かな子、本多力よる11時5分~『親子とりかえばや』(脚本・演出:松本壮史)青木柚、吹越満、横田真悠、望月歩、宮田早苗、霧島れいか・4月30日(日)よる10時50分~『流血鬼 前後編』(脚本・演出:有働佳史)金子大地、堀田真由、加藤清史郎、福山翔大、宮崎吐夢、片岡礼子、宮川一朗太※6月の同じ時間帯に「箱舟はいっぱい」「どことなくなんとなく」「イヤなイヤなイヤな奴(前後編)」を放送予定。放送予定日、出演者など詳細後日発表される。【Not Sponsored 記事】