市原のフジテレビ連続ドラマの出演は、『カラマーゾフの兄弟』(2013年)以来10年ぶり。連続ドラマ初主演作となった『WATER BOYS 2』(2004年)や『ROOKIES』(2008年・TBS)などへの出演で注目を集め、NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(2022年)では宿老の1人、八田知家役を、映画『ヤクザと家族 The Family』では、不良の青年がヤクザとなり、やがて一般社会で生活する人間の軌跡を演じるなど、巧みな表現力でさまざまな役を演じ分けている。岩井俊二監督の映画『リリイ・シュシュのすべて』(2001年)でのデビュー以降、俳優として20年以上のキャリアがある市原は、フジテレビドラマにも数々出演しているが、意外にも月9ドラマへの出演は今作が初。また、主演の木村との共演は映画『無限の住人』(2017年)以来、ドラマでは初共演となる。