後半パートでは、声出しが解禁となった今だからこそライブで聴きたい楽曲が目白押し。「Out of the blue」「キスの手裏剣」などでは、メンバーの呼びかけにファンが応え、完璧に会場が1つになった瞬間だった。また、2022年8月に負傷し、以降活動を休止している掛橋沙耶香のセンター曲「図書室の君へ」はセンターを空けてパフォーマンス。メンバーから掛橋への思いも伝わるステージとなっていた。
本編が終了すると、間髪入れずにファンのアンコールが始まり、程なくしてメンバーが祝花ブースから生登場し、新曲「アトノマツリ」を可愛らしく歌唱。メンバーがトロッコに乗車しスタンド席の観客の近くで歌唱した「ハウス!」では「好き」コールが久々に復活し、「サイコキネシスの可能性」へと繋がる。同曲は2019年に行われた「7th YEAR BIRTHDAY LIVE」でグループへの加入間もない頃に4期で歌唱した曲であり、パワーアップした姿で再び披露したメンバーたちからは成長だけでなく、アーティストとしての厚みすら感じられた。