嵐莉菜「人生が変わった」映画初出演・主演作で新人賞受賞 “全く思い出せない”撮影当時の不安も明かす<第77回毎日映画コンクール> | NewsCafe

嵐莉菜「人生が変わった」映画初出演・主演作で新人賞受賞 “全く思い出せない”撮影当時の不安も明かす<第77回毎日映画コンクール>

芸能 モデルプレス/ent/wide/show
「第77回毎日映画コンクール」スポニチグランプリ新人賞(女性)を受賞した嵐莉菜 (C)モデルプレス
【モデルプレス=2023/02/14】女優の嵐莉菜が14日、都内で開催された「第77回毎日映画コンクール 表彰式」に出席。映画「マイスモールランド」でスポニチグランプリ新人賞を受賞した。

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◆嵐莉菜「人生が変わった」作品を回顧

同作は、在留資格を失い普通の高校生としての日常が奪われてしまった17歳の在日クルド人の主人公サーリャ(嵐)が、理不尽な社会と向き合いながら、自分の居場所を探し成長していく姿を描く。

「はじめまして嵐莉菜です」と挨拶した嵐は「素晴らしい賞をいただきありがとうございます」とにっこり。同作は「お芝居の世界に足を踏み入れたこととサーリャという役に出会えたこと」に喜びを感じる「深い思い出ばかりでかけがえのない作品」だと明かした。「この賞に恥じぬよう今後も精進していきます」と堂々とスピーチを締めくくった嵐は、その後緊張していたか聞かれると「出てくる時はパニックでした」と可愛らしく本音を吐露した。

◆嵐莉菜、女優としての目標も明かす

抜擢当初は「何も分からなかったので不安だった」「余裕がなくて(どのように役作りしたのか)全く思い出せない」と映画初出演・初主演を受けて正直な心情を吐露。「目の前に来たシーンを1つ1つ一生懸命演じていました」と撮影時を振り返り「周りの方々が本当に優しく温かく受け入れてくださって最後まで演じきることができました」と周囲の支えに感謝した。

この作品を通じて「私の人生が変わったというか素晴らしい経験になった」「今後お芝居をしていく上の決心や自信に繋がっていく」と振り返り、今後の女優業については「自分が学んだことを伝えていけるような女優さんになりたいです」と意気込んでいた。

なお、この日は同作の監督を務めた川和田恵真監督も登壇した。

「第77回毎日映画コンクール」の受賞結果は以下の通り。

◆「第77回毎日映画コンクール」受賞結果

日本映画大賞:「ケイコ 目を澄ませて」(三宅唱監督)
日本映画優秀賞:「夜明けまでバス停で」(高橋伴明監督)
外国映画ベストワン賞:「ベルファスト」(ケネス・ブラナー監督※代理登壇:宇都宮誠樹)
男優主演賞:沢田研二「土を喰らう十二カ月」(代理登壇:吉田憲一)
女優主演賞:岸井ゆきの「ケイコ 目を澄ませて」
男優助演賞:窪田正孝「ある男」
女優助演賞:伊東蒼「さがす」
スポニチグランプリ新人賞(男性):番家一路「サバカン SABAKAN」
スポニチグランプル新人賞(女性):嵐莉菜「マイスモールランド」
監督賞:三宅唱「ケイコ 目を澄ませて」
脚本賞:早川千絵「PLAN75」
撮影賞:月永雄太「ケイコ 目を澄ませて」(代理登壇:福嶋更一郎)
美術賞:今村力、新田隆之「死刑にいたる病」
音楽賞:青葉市子「こちらあみ子」
録音賞:川井崇満「ケイコ 目を澄ませて」
アニメーション映画賞:「高野交差点」(伊藤瑞希監督)
大藤信郎賞:「犬王」(湯浅政明監督)
ドキュメンタリー映画賞:「スープとイデオロギー」(ヤン・ヨンヒ監督)
TSUTAYA DISCAS映画ファン賞・日本映画部門:「チェリまほ THE MOVIE ~30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい~」(風間太樹監督)
TSUTAYA DISCAS映画ファン賞・外国映画部門:「トップガン マーベリック」(ジョセフ・コシンスキー監督)
田中絹代賞:寺島しのぶ
特別賞:中島貞夫(映画監督)

(modelpress編集部)

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