デスク「歌手、沢田研二(66)がファンに浴びせた一言が話題になってるってな」
記者「一昨年2013年から1年ほどはタイガースの完全再結成で盛り上がったのですが、今年に入って行ったソロコンサートでは昔のヒット曲を封印。さらにイスラム国の人質問題に触れて『日本の将来を憂うのではなく自分自身の頭と心で考えなければなりません…』などとメッセージをとうとうと語り出したんだそうです」
デスク「沢田、いやオイラの世代はジュリーのほうがなじみあるんだけど、彼は反原発やら戦争放棄を明記した憲法9条の護持に熱心だからね。東京新聞やら朝日新聞の論調みたいだもんな、ジュリーのメッセージは…」
記者「そういう流れになりかけたものだから、客席から、『(講釈はいいから)歌ってぇ~』という声が上がったんです。そこに沢田が『黙っとれ! 嫌なら帰れ!』と怒鳴りつけ、会場内がシーンとなった…と一部で報道されて、沢田の姿勢が批判されています」
デスク「タイガースのファンって団塊世代以上…60代も後半のオバハン方がほとんどだろ。タイガースやジュリーがソロになってからの歌にはなじみがあっても、もう20年以上もヒット曲なんてないジュリーの"今の歌"を聞いても、そりゃ乗れないよね」
記者「加えて、往年のスマートさもなく、デップリと太った沢田のことまで批判されています」
デスク「タイガースの他のメンバーといえば、リーダーだった岸部一徳(68)は役者で活躍してるけど、ジュリーと岸部以外はどうしてるの?」
記者「岸部の弟の四郎(65)は相変わらず療養中で一昨年暮れのタイガース再結成コンサートに車いす姿で登場して以来、姿を見せていません。グループ解散後は高校に入り直し、さらに慶応大大学院まで進んだ異色が瞳みのる(68)。その後は一切タイガースと関係を持たず、慶応の付属高で長く中国語や漢文の教師をやったのですが、教師退職に前後して旧友と和解。再結成にも参加し、今は北京に居を移して音楽と執筆活動を盛んにやっています」
デスク「他にもいるよね…」
記者「森本太郎(68)、加橋かつみ(66)の2人は音楽活動をずっと続けていますが、往年の勢いはないですね。ただ、加橋は小林旭(76)ら往年のスター歌手をそろえたライブ『夢コンサート』の常連ではあります」
デスク「つまり、ジュリーは仲間たちに注目を向けるために叫んだ、話題づくりってことじゃね?」
記者「自分を含めて、音楽活動やっているメンバーに振り向いてくれ、と」
デスク「ただ、かつてのヒット曲を聞きたいっていうファンの心情は大切にするべきだよ。天下のポール・マッカートニー(72)だって、来日コンサートではかつてのヒット曲ばかりを歌ったんだぞ」
記者「そのヤンチャぶりも沢田の魅力なんじゃないですか」
デスク「まっ、今頃は話題作りにできて結果オーライって、ジュリーはほくそ笑んでるだろうよ」
《NewsCafeゲイノウ》
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