自信家のドリーマー女はウザ過ぎる | NewsCafe

自信家のドリーマー女はウザ過ぎる

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正直、他人の恋愛話ほどつまらないものはない。
その中でもダントツにつまらないのは「○○のことが好きなんだけど・・・どう思う?」という何ら着地点のない話だ。
どう思うも何も、こちらはその人のことを知らないので答えようがない。
とりあえず話は聞く。だけどつまらないのでこう言う。

「そんなに気になってるなら告白しちゃいなよ。私のことどう思ってる?みたいな感じでもいいからさ。すっきりするよ」

するとかなりの高確率で

「うーん、でもなんだか、彼は私のことを気にかけてくれていると思う」
「私に気があるんじゃないかなって思ってる」

と返ってくるのだ。

ちょっと待て。だったらなぜ彼らは告白もしてこないし、食事にも誘わない?
しかしこれを言うと雰囲気が一気に曇るので言えずにいる。

最近多いのがこうした「根拠のない自信を持つ消極女」である。
自分からは動かないくせに「○○は私に気がある」と思い込む、変に自信のある女だ。

毎回メールで「土曜日は家で引きこもりですー。たまには外出ないと・・・」みたいなメールを意中の相手に送っているのに相手からは

「ウォーキングとか行けばいいんじゃないんですか」
「家にいるのもいいもんですよ」

みたいな色気パサパサな返事が返ってくる時点で気付くべきではないのか?相手にその気はない、と。

この「根拠のない自信を持つ消極女」、いわゆる肉食女子が何もかもに積極的なのに比べ、上記のようなメールを送る以外はただ男をウキウキお姫様気分で待っているだけ。自信過剰なドリーマーなので周りの人間も腫れ物にさわるような扱いしかできない。
勝手に妄想の中にとどまるならいい。だがこのタイプは他人に自分の恋を話しまくる。妄想の中にとどまるどころか外部に妄想を拡散して他人に迷惑をかけているのだ。

ある日、そのドリーマーに該当する人物の妄想が過激化し、「○○が最近実家に帰ったのはご両親に私のことを話すためでは・・・」と周りに言い始めたのだ。
なぜなのだ?なぜ彼女たちはそこまで物事を自分にいいようにしか考えられないのか?
この妄言で○○が帰ってきた時、周りから「とうとう結婚か。身を固めるのはいいことだよ」などと変な勘違いをされたらどうするつもりなのだ?

「○○さん、うまく逃げろ」と密かに心の中で心配していた矢先、そのドリーマーがポロっとこんなことを口走ったのだ。

「男の人の人生には女の子って絶対必要だと思う。それに男の人ってやっぱり女性が好きじゃない」

ここでわかった。
こういうドリーマー女は実は男性に対する偏見があるのだ、と。

男に女が絶対必要なのか?それは人それぞれだろう。逆も然り。
かつて一部の男性が「女はやっぱり男に頼りたいんだ」みたいな言い方をしていたことがあったが、あれと大して変わらない。
そんな偏見を持っている部分が垣間見えるから男性が近づかないのだ。

ドリーマー女の傾向の一つとして、「世の中の流れに鈍感過ぎる」という点がある。
ドリーマーたちは大概、「かっこいい男に強引に口説かれなきゃ」とか「女からその気を出すのはちょっとプライドが許さない」みたいな考えが多いが、今の時代、それでは恋愛のチャンスを確実に逃す。
なぜ男ばかりが口説き役に回らなければならないのか。なぜ頭を下げてまで女と付き合わなければいけないのか。「従来の男」のスタイルに疑問をもっている男性も多い今、ドリーマー女の思考は時代錯誤もいいところなのだ。
そして第二の傾向として「自分は特別な人間だ」と思っている人が多い。親に「○○ちゃん、かわいいから絶対いい人と結婚できるよ」と言われてきたタイプは特にこの傾向が高い。実家で変な自信をつけてしまった結果だ。○○家のプリンセスを気取るのは勝手だが、プリンセスなら他家の息子(プリンス)に迷惑かけちゃいけないだろ。

ところで先のドリーマー、人づてに聞いた話では

「今、複数から想いを寄せられているかもしれない。お断りする男性になんて言って断ればいいか、悩んでる」

と周囲に話しているそうだ。

【執筆者:渡辺シャルロッテ】
《NewsCafeコラム》
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