いよいよ明日から「第14回世界陸上競技選手権大会」がロシア・モスクワにて開催される。メダル1、入賞5を目標とする日本選手団だが、なかでも最も注目を浴びている選手は"スーパー高校生"との呼び声も高い17歳のスプリンター、桐生祥秀だろう。
今年4月の織田記念で男子100m日本歴代2位の10秒01というタイムを記録し「夢の9秒台」への期待を一身に背負っている。6月の英国・ダイヤモンドリーグでは予選敗退の結果に終わったが、世界最高峰のレベルを経験したものと前を向き、体幹を強化して走りの安定性を上げることに努めてきたという。その後の高校総体では100mを10秒19の大会新で制し、200m、400mリレーの3冠を成し遂げている。
そこでNewsCafeでも、伸び盛りの勢いに期待する意味で「スーパー高校生・桐生くんの成績は?」というアンケートが実施された。ランキングとともに寄せられた声をご紹介しよう。
※回答総数…712件
【準決勝敗退だと思う(34.9%)】
■持ちタイム的に準決までは行けると思うが。[男性/20代/会社員]
■希望は、決勝進出。でもあと、0.01秒で決勝を逃し、悔しさをバネに次回は決勝進出し入賞というドラマティックな結末の気がする。[男性/50代/会社員]
■予選は通過して欲しいけど、決勝となると難しいかも。期待してます![女性/30代/その他]
■でも国際試合で経験積んで頑張ってほしい。期待してます。[男性/30代/会社員]
■世界のレベルは高いが、予選は突破して欲しいので、願いをこめて。[女性/50代/会社員]
【決勝に進出できると思う(31.2%)】
■できると思うというより決勝戦に進出して欲しい。メダルはオリンピックで。こんな夢を持たせてくれる若きアスリートです。[女性/50代/主婦]
■初出場なので、メダルは難しいかな…気持ちとしては、ぜひ表彰台へ!![女性/30代/会社員]
■組み合わせ次第では、決勝進出も可能だと思うと言うより、決勝まで行ってほしい。[男性/40代/自営業]
■期待を込めて。[男性/40代/会社員]
■決勝まで行ってボルトと対戦して欲しい。[女性/40代/その他]
【予選敗退だと思う(26.7%)】
■まだこれからの選手だから、将来は科学的トレーニングを積めばメダルも夢ではない。[男性/40代/会社員]
■国際大会の雰囲気だけ学べばイイ。五輪までじっくり育てるべし![男性/40代/その他]
■成績よりも世界に挑戦するのは成長するだろうしいい事だと思う。[女性/40代/会社員]
■大変期待しております。しかし、世界のトップとはまだ差がありますね。3年後に照準を合わせる位で頑張って欲しいと思います。[男性/40代/会社員]
■安定してこのタイムを出せないから。[男性/30代/会社員]
【メダルを獲得できると思う(7.1%)】
■メダル獲得できる絶対できる![女性/30代/その他]
■桐生君、頑張って。優勝目指して、ゴーファイト完走してね。[女性/40代/その他]
■予想ではなく、本人にはこれを目指して頑張って貰いたい。[男性/10代/フリーター]
■期待をこめて![女性/40代/主婦]
「メダルを獲得できると思う」と答えた人は全体の1割弱。では、それ以外の項目に投票した人たちは彼を厳しく見ているのかと言えば、まったくそんなことはなかった。「無理せず慎重に育ってほしい!」「数年後にピークがくるくらいに調整を」などなど"金の卵はじっくり温めるべし"というコメントを寄せる声がほとんどだ。彼の双肩にかかる期待は大きいが、プレッシャーに負けてほしくはない…もどかしいところである。
自身が心服する"世界最速の男"ウサイン・ボルトからも「まだ若い。余計な重圧をかけないこと、雰囲気を味わって楽しむことだ」とエールを送られているという桐生選手。短距離王国であるアメリカやジャマイカのランナーと戦える日本人ランナーの新星…ともあれ注目していきたい。
[文・能井丸鴻]
《Newscafeアンケート》
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