秋元康氏の人気小説「象の背中」が韓国で国民的俳優の主演でドラマ化! | NewsCafe

秋元康氏の人気小説「象の背中」が韓国で国民的俳優の主演でドラマ化!

芸能 ニュース
『AKB48』の総合プロデューサーとしても知られる放送作家で作詞家の秋元康氏(55)の長編小説「象の背中」が、韓国でドラマ化されることが23日に分かった。

06年に出版された同小説は、肺がんにより余命半年と診断された48歳の会社員が、残りの人生を悔いなく生きようとする姿を描いたもので、翌07年には俳優・役所広司(56)主演で映画化もされたほか、絵本・アニメのDVDは異例のセールスを記録するなど大反響を呼んだ。そんな同作が、韓国の制作会社「ロゴス・フィルム」から熱烈なラブコールを受けて、大手テレビ局のJTBCで「ハッピーエンディング」というタイトルでドラマとして放送されることになった。

韓国版「象の背中」は、放送局に務める主人公が、突然がんの宣告を受けたことをキッカケに残りの人生を賭けて"世界で一番幸せな家族"を築き上げようと奮闘するストーリー。がんに侵されていることを隠しながら、崩壊寸前だった家族を必死にまとめて行く姿を描いたヒューマンコメディー作品になっている。

今月20日にはソウル市内で制作発表会も行われ、主演を務める俳優のチェ・ミンス(49)や妻役の女優のシム・ヘジン(45)、歌手のイ・スヨン(33)らが出席。ミンスは、人気ドラマ「砂時計」や映画「ユリョン」、日韓合作映画「ソウル」などに出演し、韓国では言わずと知れた国民的人気俳優。ヘジンも数多くの映画やドラマに出演し、最近では日本でも大ヒットしたドラマ「宮~Love in Palace」のユル宮の母親役を演じている。

また、今回のドラマを総合プロデュースする「ロゴス・フィルム」代表のイ・ジャンス氏(52)は、韓国のトレンディドラマの火付け役として有名で、日本の韓流ブームをけん引したドラマ「美しき日々」や「天国の階段」なども手掛けている。ジャンス氏は、今回の「象の背中」の韓国でのドラマ化について、「3年前に秋元康先生の小説を読み、大変感動しました。秋元先生は作詞家であると同時に放送作家としてTV番組や映画の企画&構成を手掛け、著書も数多くあり、何よりも『AKB48』の総合プロデューサーもなさっている。本当に多才な方で韓国にはいない存在。そんな先生の原作をドラマ化するのはとても身が引き締まる思いです」と意気込みを語っている。
《NewsCafe》
page top