七草とは、人日の節句(1月7日)の朝に7種の野菜が入った「お粥」を食べる風習のことです。そこでNewsCafe「夜の調査隊」では、2011年1月7日に「春の七草食べた?」というアンケートを実施したところ、1100件もの意見が寄せられましたので投稿されたコメントと一緒に、七草の紹介をします。
【食べた】
・去年までは塩醤油で味付けして食しましたが、今年は鶏スープ仕立てにして餅を入れて食しました。1月の中の行事が一つ今年も終える事が出来ました。[女性/50代/主婦]
・3歳の息子に日本の風習を知ってもらいたいので、家族で毎年食べています。[女性/30代/主婦]
・我が家の七草粥はお粥と言うのとはちょっとちがい、炊き込み御飯かな?七草に加えお餅が入り塩味がきいててすごく美味しい?因みに七草の茹で汁を爪に付け一年の健康(深爪防止?)祈願するのも我が家の風習です。[女性/30代/主婦]
・七草を両親がそれぞれ買ってきたので、沢山作ってみんなでいただきました。本来はお正月の残りのお餅を入れて食べるみたいですね。一足早い春の味がして美味しかったです。15日の小豆粥も楽しみです。[女性/40代/その他]
【食べていない】
・面倒くさくってなかなか作ろうという気になれません。七草も全部言えないし…[女性/40代/主婦]
・おいしいの?いくら伝統でも食べる気がしない。食わず嫌いかもしれないけど。[女性/30代/主婦]
・わざわざスーパーで七草セット買うのも1人暮らしだと煩わしいから食べていません。実家にいた一昨年までは母が旧いしきたりを大切にするので、食べていましたが…。[男性/30代/会社員]
・すっかり忘れてました…[女性/30代/その他]
アンンケート結果によると、食べてないユーザーの方が圧倒的に多くなっています。なお、「春の七種」とは下記の植物を指しています。
◆セリ
◆ナズナ(ぺんぺん草)
◆ゴギョウ(ハハコグサ)
◆ハコベラ(ハコベ)
◆ホトケノザ(コオニタビラコ)
◆スズナ(カブ)
◆スズシロ(ダイコン)
※地域によって多少の違いがあります。
これら7種の野菜を刻んで入れたお粥が「七草がゆ」となります。七草がゆは、日本の風習としてだけではなく、御節料理や新年会などで疲れた胃を休め、不足しがちな栄養素を補う効能があるとも言われています。新年も始まり、体調をしっかりと整えるためにも食べてみてはいかがでしょうか。
《Newscafeアンケート》
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