「はい、チーズ!」と言われカメラを向けられたら、自然に笑顔とセットでピースサインをしてしまう…特に女性はそんな方が多いのではないでしょうか。しかしこのサインには色んな意味が含まれているようです。今回はそんな「ピースサイン」の雑学をご紹介しましょう。
◆【Victory(勝利),Peace(平和)】
第二次世界大戦中、イギリス首相チャーチルが戦争の継続と勝利への強い意欲を表現するためにこのサインを使用。またベトナム戦争に対する反戦デモが行われるようになると、参加者が報道陣のカメラへ向けた「平和への願い」のアピールとして、意思表示の手段として広く用いられるようになりました。
◆【裏ピースサイン】
内側を自分に向けた「裏ピース」。イギリスやアメリカなどでは相手を挑発する意味となり、対立し合うラッパーやストリートギャング等が相手を挑発する際に使います。特に指の間をあけないピースサインは中指を立てるのと同じこと。また、若者の間でよく見かける口元で行う裏ピースは非常に卑猥な意味合いを持つので注意。
◆【日本での発祥】
1972年に井上順がカメラのCMでこのサインを行ったのが、写真撮影での「ピース!」文化の始まりと言われています。また学生運動で学生達が行ったピースサインや人気漫画「サインはV」などがメディアを通して一般に広まったとか。
何気なく使ってしまうピースサイン。海外に一歩出ると意味合いが180度変わってしまう場合があります。写真を撮られるときは、何もせずに笑顔で写るのが1番安全(?)かもしれませんね。
《NewsCafe》
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